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EPISODE1 紫炎覚醒編 その14

その14です。 その1〜その13まで書いて来ましたが、一番文章量が少ない話です。


縁とアイダ・エンはエクス-ガルーダのコクピットにいた。


この機体を操作し、前列に2つあるメインの操縦席には助が腰かけ、エクス-ガルーダを運転していた。


縁とアイダ・エンはコクピット内に6つ備え付けてあるシートの両隣に座り、向かって右に縁、左にアイダ・エンがいた。


縁はシートのひじ掛けに肘を置き、頬に手をやっていた。


アイダ・エンの方は、深くシートに腰をかけ、時折身体を左右に動かしながら、リラックスした状態で座っていた。


アイダ・エンが右手に座る縁の方を見た… 縁もアイダ・エンの視線に気づいたのか彼の方を見た。


「 何ですか?アイダさん… 。」


縁に何かと聞かれたアイダ・エンはおもむろに縁の腹部辺りに指を刺し…「いつまで張り付かせておくんだ?… 。」と縁に尋ねてきた!… 。


アイダ・エンに指摘された縁は腹部を見た… 。


縁の下腹部にはあの湖で出会い、急に縁の腹部に張り付き!… ブルブル震えていたあの水饅頭の様な形をした生き物が、張り付いたままの状態だった!… 。


縁は再びアイダ・エンの方を見ると、「すっかり忘れてました!… 。」と少し惚けた顔で答えた… 。


縁の腹部に潰れたカラーボールの様に張り付くその生き物は、もう流石に震えてはおらず… 薄く丸く伸びていても、真ん中にある縦長の目を時折キョロキョロ動かすぐらいの余裕は出せていた。


「腹冷えないか?。」アイダ・エンは白く長い顎髭の毛先をくるくる(いじ)りながら縁に尋ねた。


「いや、むしろ暖かいです!。」縁はそう言うと腹に張り付いたその生き物… もとい!、アイダ・エンが勝手に命名した水饅頭を手でポンポンと軽く叩いた!… 。


縁が叩いた瞬間!… びっくりしたのか?… 腹に張り付いていた水饅頭は、一瞬で剥がれ!… 床に水を()く様にべっシャッと‼︎ 、張り付いた!… 。


一旦床に落ちた水饅頭は、水を撒いた様に身体が広がった!… でも、数秒で広がった身体が中心に引き合う様に集まり!… 元の底が平らな球形状の形に戻った!… 。


球形状になった水饅頭は、スーパーボールの様に跳ねながら、コクピット内に設置してある機器と機器の隙間に隠れる様に逃げて行った!… 。


その様子を見ながら縁は、「 逃げましたね!… 。」と同じくその様子を眺めていたアイダ・エンに他人事の様に尋ねた。


縁にそう尋ねられたアイダ・エンはシートに深く腰をかけ直すと、目を閉じ「探すのが面倒だな… 。」とダルそうな声で答えた… 。


縁とアイダ・エンがそんなたわいもない話しをしていると、「 家に着いたぞ… 。」

助が縁達の方を振り向きそう答えた… 。


助のその言葉にアイダ・エンは左側のひざ掛けに立てかけてあった白い杖を取り、立ち上がった。


「 もう、着いたんですか?。」そう言いながら縁も立ち上がり、アイダ・エンの方を見た。


その発言にアイダ・エンは、「 そりゃ、宇宙船だからな… 。」と少し含み笑で答えた… 。


「 さぁー 帰ってメシだメシだ!… 。」アイダ・エンは手を叩きながら縁に向かってそう言うと、杖を突きながらコクピットの出口まで歩き出した。


アイダ・エンが歩き出すと、その後を助がペタペタと足音を立てながら小走りでついて行き、アイダ・エンの履くズボンの袖辺りを掴むと、そこから一直線に肩まで駆け上がって行った… 。


アイダ・エンは助が自分の肩に登ってくるのを確認すると縁の方を振り向き、「 何を突っ立ってる?… さぁー 帰るぞ。」と親指を廊下側にクイクイ差しながら縁に尋ねた… 。


廊下側に出る扉はすでに開いていた… 。


「 あっ!、ハイ!… 今行きます… 。」アイダ・エンにそう答えた縁だったが!… 彼はその場を動かず、コクピット内に点在する機器の隙間をキョロキョロ眺めていた!… 。


「 逃げた水饅頭なら心配しなくてもその内出てくるだろう。」辺りをキョロキョロ見渡す縁にアイダ・エンは縁の肩をポンポン叩きながら、優しい口調で話しかけた。


「 はぁ… そうですか… 。」縁は気の無い感じでアイダ・エンに返事をすると、縁は身体を廊下側に向け歩き出した。


縁が歩くと同時に彼の後ろをアイダ・エンがついて行き、縁がコクピットから出るとアイダ・エンはをおもむろに後ろを振り向き?… 辺りを見渡すと廊下に出る扉の右側についている丸いスイッチを押した… 。


スイッチを押すとコクピットの電灯が消えた。

アイダ・エンは電灯が消えたのを指を刺して確認するとコクピットから出た。


アイダ・エンが出た瞬間!、コクピットの扉が自動で閉まり、それと同時に内部にある電子機器のスイッチも一斉に消えた。


コクピット内は窓から射す星明かりしか内部を照らすものがなかった… 。


そんな薄暗いコクピットの機器と機器の隙間にある床の奥から、薄い紫色の光が今にも消えそうな蛍光灯の様に点滅しながら丸く光っていた… 。



【1】



シングルベットのみしか置かれていないコンクリート打ちっ放しの様な部屋で、ヴァイサーチェルはベットに座りこうべを垂れていた… 。


ヴァイサーチェルは戸惑っていた!… 。


(あいだ)(えん)の命令でお腹に宿した子を産めてと言われた‼︎ 。


正直ゾッとする!!!… 。


ヴァイサーチェルは悩む… 命令に従うべきなのかどうか?… 。


… いや!、違う‼︎ … 間 炎にそう命令された以上そうしなければ絶対に行けないのだから… 本来こうやって考えて悩む事自体が間違った行為!… それでも………… 。


ヴァイサーチェルはふいに自分のお腹を見た。


妊娠しているとは言われたが、まだお腹は膨らんでおらず、本当にこの中に子供がいるのかと?… ヴァイサーチェルはお腹をさすりながら少し疑心暗鬼になった… 。


ヴァイサーチェルはお腹はさするのを止めず、天井を見上げながらため息ばかりを吐いていた… 。


天井を見上げていたヴァイサーチェルは、再びお腹の方を見た。


今はまだいいが… お腹が大きくなれば行動に制限も増えるし、作戦業務にも支障が出る!… 。


ヴァイサーチェルはそんな事を何度も頭の中で唱える様に繰り返し考えたが、最終行き着く考えは産みたくないだった!… 。


ヴァイサーチェルはおもむろに枕の下に手を突っ込んだ?… 。


枕の下から手を引くと凹凸(おうとつ)が一切ない、表面がツルツルした拳銃の様な形をした物が出てきた!… 。


ヴァイサーチェルはその枕の下から取り出した拳銃の様な物をお腹に押し当てた。


その拳銃には引き金らしきものは無かったが、グリップの… 丁度人差し指に当たる部分だけガラス面の様になっていた!… 。


ヴァイサーチェルはそのガラス面に人差し指をかけた。


ヴァイサーチェルが人差し指をかけた瞬間!… ガラス面が白色に光り出し!、 それが光りだすと拳銃本体も枝分かれする木の様に樹状に光り出した。


拳銃は、エメラルドグリーンに光り、人差し指の部分にだけあるガラス面は白色に光るだけだったが!… 急に点滅しだしてどんどん点滅の間隔が狭まるとガラス面が赤色に変わった!… 。


ガラス面が赤色に変わった瞬間!… お腹に押し当てた拳銃の先端から鱗粉(りんぷん)状の青白い光が漏れ出し!… そして………… 。


………………ピッュィンーー !………………… ‼︎ 。


軽い風切り音の様な音がした‼︎ … 。


ただその音にはシンセサイザー様な電子音に似た音も混じって聞こえた。


天井から粉がパラパラと落ちていた?… 。


天井には小さい穴が開き、周りは黒く焦げていた!… 。


ヴァイサーチェルは自身の腹部に押し当てていた拳銃をいつの間にか天井に向けていた。


ヴァイサーチェルは天井に向けていた拳銃を下ろすと、お腹をさするでは無くまるで捻じ切る様に強く掴むと小さな声で「 本当にそんな事出来るわけ無いんだ!… 。」と一言つぶやいた。


ヴァイサーチェルは一言つぶやくと持っていた拳銃をいきなり壁に向かって投げつけ!… 両手で顔を覆った。

そして… 覆った指の隙間からか細くすすり泣くヴァイサーチェルの声がこのコンクリ打ちっ放しで出来た無機質な部屋に微かに響いていた… 。

その14読んで頂いた皆様ありがとうございます。

相変わらず話が進まない!… 。

一応その15ぐらいからは一気に話を進めればイイなぁ〜 ぐらいで思っていますが、実際分かりません… 。

何分文章力も構成力も無いもので!… 。← (じゃー書くなよって思いますよね?… 。)

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