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EPISODE1 紫炎覚醒 編 その10

ELPISその10です。このその10は何と言うか… 見る人によっては、精神的に気持ちの悪い内容なのかと思います。

あっ!… 先に言っておきますけど、決してグロ表現では無いので、そつ言った内容が好きな人にはごめんなさい。

ゴア表現が、嫌いな人はまぁ〜 安心して見れるとは思います。?


藍田 縁は、走っていた!… 。少し離れた位置では、アイダ・エンがスクーター状の乗り物に乗り、並走しながら見守っていた… 。


縁は、背中にリュックを背負い走っている。リュックは肩紐が肩に食い込むほど垂れ下がり、かなり重い物が入っているのが分かった… 。


走る縁の目の前に高さ80センチぐらいの岩が現れた!… 。普通ならかわして通り過ぎるが、縁はかわさず、そのまま岩の上を飛び越えた。


飛び越えて着地した瞬間、リュックに重い物を詰めているのもあって、足元がかなりぐらついたが、意地で踏ん張り体勢を戻すと、そのまま何事もなかった様に走り続けた!… 。


時間にして約一時間ぐらい走り続けただろうか?… 、縁は左腕につけた腕時計を確認すると、立ち止まりリュックの側面についている網目のポケットから水筒を取り出し、水をがぶ飲みした!… 。


口からは水が溢れ出し、着ている半袖の白いTシャツはボトボトに濡れ、走った疲れなのか?息は絶え絶えになり… 、水筒を持つ左腕はプルプル震えていた!… 。


「… 藍田君、頑張れ!… 。後、10キロ走ったら今日のノルマ達成だ!… 。」


縁が休憩の為立ち止まると、アイダ・エンもスクーターを止めた!… 。


縁は、ぜーぜー息を吐き、手足はふるえ、全身からは汗が滝の様に流れ出しているが、アイダ・エンに限っては、縁と一緒に走っていたのにも関わらず、全く疲れていない様子で、息切れ、震え、それどころか汗一つ流さしていなかった!… 。


「… 走れ!、走れ!、小便小僧!… 。」


アイダ・エンが縁にエールを送っていると、アイダ・エンの背中から助が這い上がり、肩からひょこっと顔をして出した!… 。」


「… 君も一緒に走るか… 。」アイダ・エンは助の方を見て笑顔で尋ねた… 。


「… イヤ、いい!… 、疲れる。」


そんなアイダ・エンと助のやり取りを縁は水を飲みながら黙って見ていた。


縁は5分程休憩を取ると再び走り出した… 。


縁が走り出すとアイダ・エンも彼に続いて走り出した。アイダ・エンが走り出すと助は、彼の背中を強く握って、振り落とされない様に捕まった… 。


【1】


「… 申し訳ありませんヴァイサーチェル様!… 。」グローリアスは顔面蒼白に近い状態で、ヴァイサーチェルに謝った!!!… 。


グローリアスは震え、今にも泣きそうな表情を浮かべる!… 。


そんなグローリアスの有り様に、ヴァイサーチェルはとても鬱陶しそうな顔をしていた!… 。


ヴァイサーチェルとグローリアスは全面ガラス張りで出来た部屋にいた!… 。


天井を見上げると、入り組んだレールが敷かれており、そこから長さ2メートルぐらいある、ロボットアームが二本備え付けてあった!… 。


ヴァイサーチェルは歯科医で治療を行う時に患者が座る施術台の様な椅子に横たわり、切り落とされた左腕を横に上げていた!… 。


左腕はすでに金属で出来た技手が着いており、天井から伸びた二本のロボットアームが技手内でバチバチ何かを溶接したり、基盤の取り付け作業をしていた… 。


グローリアスはヴァイサーチェルの取り付けられた左腕を悲痛な表情で眺めると、何を思ったのか?… 、ヴァイサーチェルから離れ部屋の隅に行くと!… 、ガラスで出来た壁を勢いよく右手で殴りつけた!!!… 。


幸いガラスの壁は強化ガラスで出来ていた為、ひびが入る程度で割れはしなかったが!… 、叩いた瞬間!、ヴァイサーチェルは物凄い剣幕でグローリアスの背中を睨みつけた!… 。


グローリアスはヴァイサーチェルに背を向けていた為、最初、自分が睨まれている事に気づかなかったが、ガラスの壁に薄く映る、自分を睨みつけるヴァイサーチェルに!… 、グローリアスは慌てて振り返った!!!… 。


「… 申し訳ありません!… 。ヴァイサーチェル様!… 。私は!、何てことを!!!… 。」


謝罪を述べるグローリアスの右手は赤く腫れていた!… 。


ヴァイサーチェルの左腕に技手を取り付けていた二本のロボットアームが左腕から離れ、天井へと折りたたまれた… 。


ヴァイサーチェルは左腕に取り付けてた技手を見ながら、開いたり、握ったりして、動くかどうかの動作確認を行った… 。


ヴァイサーチェルは今取り付けられた技手で、グローリアスにこっちに来る様に、手招きをした… 。


グローリアスを恐る恐るヴァイサーチェルに近づく!… 。


「… あ、あの… 、ヴァイサーチェル様!… 。」


「… グローリアス… 、少し頭を下げろ… 。」


グローリアスはヴァイサーチェルに言われるがまま頭を下げた… 。その瞬間!、ヴァイサーチェルは技手をグーの形にして、真正面から拳をグローリアスの頭頂部に叩きつけた!!! 。


グローリアスはヴァイサーチェルに頭頂部を殴られ床に倒れ落ちた!… 。


「… このバカ!!!… 。いちいち私の事で切れるな!… 。こっちが恥かしい!!!… 。」


「… すみませ… 。ヴァイサーチェル様… 。」


頭をさすりながらヴァイサーチェルに謝ったグローリアスだが、頭頂部を殴られた割には平気そうであり、何事も無かったかの様に立ち上がった!… 。


「… 石頭め!… 。」ヴァイサーチェルは少し悔しそうな声でつぶやいた… 。


ヴァイサーチェルは施術台から降りてグローリアスに近づいた… 。


「… グローリアス、いいか!… 、この腕の事でいちいちお前が気にやむ必要はない!… 。そもそも藍田 縁がいたのにその事を黙り、こちらの都合の為に確保し、利用ようとしたのだから今回の件は私が悪い!… 。私が考えたのだからな!!!… 。

それにだ!… 、もし、マスター 炎が本気で傷つけるつもりなら、私は今この場に両手、両足がない状態で運ばれているよ!… 。

腕一本で済んだのはマスター 炎なりの恩赦だと思う… 。現に、マスター 炎はわざわざ利き腕とは違う方を切り落としたからな…… 。」


ヴァイサーチェルの説明にグローリアスはどこか腑に落ちない様子を見せた!… 。


「… グローリアス!… 何だ‼︎ 、その不貞腐れた顔は!… 、今の説明でまだ!、納得しないのか?!!!… 。」


「… いえ、説明は解ります。私が言いたいのはそこでは無くて… 。」


「… 何だ⁈ …… 。」


「… ヴァイサーチェル様が藍田 縁の事をあのお方に黙っていた事は、薄々ですが気づいていました!… 。ならばそれを知ってあえてあのお方に報告しなかった私も、一緒に処罰されるべきだったと思います…… 。」


ヴァイサーチェルはグローリアスの説明を聞くと、肩を落とし深いため息を吐いて、呆れた様子だった!… 。


「… そんな事だろうと思ったよ、グローリアス!… 。いいか!、今回の件は私が計画し!、実行した!… 、お前達はただ、私の勝手に付き合わされただけだ!… 、ならば、お前達を率いて藍田 縁をどうこう使用とした私だけが、処罰されるのは筋が通った話じゃないか?!… 。」


「… いえ!… 、違います。それを知ってなを、貴方様に協力したなら… 、私もその処罰の対象に本来ならなるべきです!… 。ヴァイサーチェル様だけが処罰されるのは、おかしい!… 。」


「… その理屈だと、あの星で藍田 縁にあった奴全員… 、処罰の対象になりかねんぞ!… 。」


「… それはあり得ません。責任を取るのは上の役目ですから… 。」


「… その上が私だ!!!… 。」


「… あの隊の直接的な指揮は私です。ならば、ヴァイサーチェル様だけが、罰を受けるのは間違っています。貴方様の次に命令権がある私も処罰の対象です!… 。」


「… 違う!… 、そう言う屁理屈は今………… ‼︎ ‼︎ ‼︎ 。」ヴァイサーチェルは話している最中に、突然吐きそうになり口を押さえた‼︎ …… 。


「… どうされましたか⁈ 、ヴァイサーチェル様!… 。」グローリアスは突然吐きそうになったヴァイサーチェルに困惑した!… 。


「… 大丈夫だ!… 、グローリアス心配するな… 。この身体になってから急に気分が悪くなったんだ!… 。まぁ、無理矢理身体を入れ替えた反動だと思うがな!… 。」


「… 精密検査は受けたのですか?… 。」


「… ちゃんと受けたさ!… 。ここに戻ってきた時… 、身体に異常が無いかどうか調べる為に!… 、もうそろそろ検査結果が通知される頃合いだと思うぞ!… 。」


ヴァイサーチェルがそうこう言っていると、ガラスで出来た壁に突然!、白衣を模した様な恰好をし、顔にはガスマスクの様なものをつけた人物が映し出された‼︎ … 。


「… ヴァイサーチェル様… 、今、お時間がよろしいでしょうか?… 。」ガスマスクの人物は声が低く、男性であった!… 。


「… あぁ、大丈夫だ!… 検査結果を言いに来てくれたんだろ?… 聞かせてくれ!… 。」


「… お早い推察、大変助かります… 。」ガラスの壁に映るガスマスクの男は、ヴァイサーチェルに一礼をした!… 。


「… ヴァイサーチェル様、私は下がった方がよろしいでしょうか?!… 。」グローリアスはヴァイサーチェルの耳元で囁いた… 。


「… 別に下がらなくても良い… 。他人に聞かれて困る様な事でも無いだろ!… 。」


ヴァイサーチェルのその発言にガスマスクの男は表情は見えずとも、身体をやたら揺らしたり、組んだ指を絶えずくねくねされたりと、何か動揺している様に思えた!… 。


その姿を見たヴァイサーチェルとグローリアスは互いに顔を合わせ、少し不安な気持ちにかられた!… 。


「… なぁー!、まさか!、この身体!… 、何か大病でも患っているのか?!!!… 。」ヴァイサーチェルは不安そうな表情で、ガラスの壁に映し出されるガスマスクの男に詰め寄った‼︎ … 。


「… いえ!、ヴァイサーチェル様… 、身体はいたって健康です!… 。健康なのですが!… 。そのー、何と言いますか⁈ …… 。」


「… 何だ!… その、煮え切らない感じは!、ハッキリ言ってくれ!… 。どんな結果だろうが、言われない事の方が嫌だ!… 。」


「… いえ!、だから、ヴァイサーチェル様!… 、貴方様には病気どころか、負傷した様な形跡も見当たりません!… 。ただ!…… 。」


「… ただ!、何だ‼︎ …… 。」中々結論を言おうとしないガスマスクの男に、ヴァイサーチェルは苛立ちを隠せないでいた!… 。


ガスマスクの男は、そんなヴァイサーチェルの様子に焦り!、渋っていた結果を意を決する覚悟で発言した!… 。


「… 妊娠してます!!!… 。」


「・・・・・・・・・・・ はぁっ⁈ 。」ヴァイサーチェルは、一瞬思考が停止した!… 。隣で立っていたグローリアスも鳩が豆鉄砲を食ったような顔になった‼︎ … 。


「… えっ!…、えっ、えっ!…?、に、妊娠!… 。私が⁈ … 。うっ、うん???… 。」ヴァイサーチェルは何を言っていいか解らず、言葉に詰まる一方だった!… 。


ガスマスクの男はそんなヴァイサーチェルの様子に、申し訳なさそうな声で話した!… 。


「… ヴァイサーチェル様!、最近… 、貴方様がいきなり気分が悪くなっていた原因は、妊娠していた為です!… 。」


「… ま、まて!… 、この身体は妊娠している!… 、子を身篭っていると⁈ …… 。」


「… はい!、間違いなく… 。何度検査しましたが、間違いなくヴァイサーチェル様は妊娠されておいでです!… 。」


ヴァイサーチェルはその場に膝をつき、頭を抱えた‼︎ … 。彼女自身… 、まさかそんな結果が来るとは思っていなかったので、どう言うリアクションをしていいか?、困惑している様子だった!… 。


いつもなら、ヴァイサーチェルが何か考え込む様な事があれば、すかさず声をかけ、一緒になって考えようとするグローリアスだったが… 、この件については彼自身もヴァイサーチェルに以上にどうすれば良いか解らず、しゃがみ考え込む彼女を、ただ… 、黙って見続ける事しか出来なかった!!!… 。


そんな二人の姿にガスマスクの男は肩を落とし、申し訳なさそうにしているのは見て取れた

!… 。


「… 妊娠?、セレハが妊娠したって言うのか? !… 、あり得ない!… 。あいつは藍田 縁を取り込んで、その身に紫炎を宿したはずだ!… 。

現に私はセレハの身体を奪ったが、間違いなくこの身に紫炎を感じる!… 。

だったら何で妊娠出来る⁈ … 。セレハの身体は紫炎を持った事で性質が変わったはずだ!… 。

あいつ以外に紫炎を持つ者がいたのか?… 、それとも、それに近い力を持った者が近くに⁈ ………… ‼︎ 。まさか!、アイダ・エン!… 。

いや、そんな訳が無い!… 。あのジジイとセレハがまぐわう何て考えられない!… 。仮にセレハが良くても、間違いなくアイダ・エンの方が拒む!… 。

“昔あいつから聞いた話通りなら、今でもジジイは、セレハの事を嫌っているはず”!… 。

そもそも、このお腹の父親がアイダ・エンならセレハの近くにあいつはいた事になる!… 。

それならジジイはこんな事になる前に手を打ったはずだ!… 。だったら他に誰が?… 。」


ヴァイサーチェルは頭の中で必死に自問自答を繰り返したが!、むしろ考えれば考える程、底の見えない沼に思考が沈んで行く様な感覚に陥った‼︎ …… 。


そんなヴァイサーチェルの様子を、グローリアスは黙って見ているしか無かった!… 。


そんな沈黙が続く中、ガラスの壁に映るガスマスクの男が、渋々と言った感じでヴァイサーチェルに話しかけた!… 。


「… あの〜 、ヴァイサーチェル様!… 、お腹の父親の事なんですけど〜 !… 。」


ガスマスクの男が発したこの発言に、しゃがみ込み、頭を抱えていたヴァイサーチェルはいきよいよく立ち上がって、ガスマスクの男が映し出されているガラスの壁に、これでもかと言うぐらい顔を近づけた!!!… 。


映し出される向こう側にいるガスマスクの男は、急にガラスの壁に近寄って来たヴァイサーチェルに少し引いて後ずさりしてしまったが!… 当のヴァイサーチェルはそんな事は気にする様子も無く、ガスマスクの男に「父親が解るのか?。」と真剣な表情で尋ねて来た!!!… 。


ガスマスクの男は「ハ、ハイ!… 。」と、テンパり気味に返事をし、「… 父親が誰か?、お伝えした方がいいですか?!… 。」とヴァイサーチェルに確認を取った!… 。


「… 当たり前だろ!!!… 。」ヴァイサーチェルはややキレた様子で、ガスマスクの男に言い放った!… 。


ガスマスクの男はヴァイサーチェルにキレ気味に答えられた為、ビクつきながら… 「分かりました。ヴァイサーチェル様!。結論だけを言います… 。お腹の父親は間違い無く!… 、アイダ エンです!… 。」そうガスマスクの男は答えた!… 。


ヴァイサーチェルは特に驚く素振りは見せなかった!… 。しかし、それでも腑に落ちないと言った感じだった⁈ … 。


確かに状況的にお腹の子供の父親はアイダ・エンの可能性は高い!… 。セレハの知り合いで、紫炎を扱える者などアイダ・エン以外いない!… 。それはヴァイサーチェルも想定した事だが… 、あの二人が?、そんな事⁈…… 。 まさか!、マスター炎‼︎ …… 。


ヴァイサーチェルは一瞬、父親はマスター 炎では無いかと脳裏に過ぎったが、直ぐにそれはあり得ないと結論付けた!… 。


もし、自分の考え通りだったなら、マスター 炎は、セレハの近くにいた事になる?… 。

それならもっと早い段階でセレハ!、そして、… 藍田 縁を確保する事が出来た事になる⁈ … 。こんな何年も居場所を探して下準備をする必要など、最初から無かったはずだと、ヴァイサーチェルは思った!!!… 。


しかし、それならお腹の子がアイダエンの血を引いている理由の説明がつかない?。


「… ヴァイサーチェル様!… 。」しばらく黙っていたグローリアスがとうとう無言に耐えられなくなってヴァイサーチェルに話しかけた!… 。


「… 何だ!… グローリアス… 。」


「… お腹の子の父親何ですが!… 、その〜 、“藍田 縁”なのですか?…… 。」


「… お前も聞いていただろ!… さっき彼が話してくれた通り、お腹の父親は“アイダ・エン”だと!… 。それは間違いな無いんだろ!… 。」


ヴァイサーチェルは、ガラスの壁に映るガスマスクの男に問いかけた!… 。それを聞いたガスマスクの男も…「絶対に間違いありません!。いくら検査しても、その結果しか出ませんでした!… 。」と自信を持って言い放った!… 。


「… そうですか〜 、まぁ、何と申していいのか?!… 。」グローリアスは怪訝な表情でヴァイサーチェルを見つめた!… 。


「… あぁ… 、本当にその通りだ!… 、しかし、それでも納得は行かないものだな!… 。セレハの奴!、本当にアイダ・エンとまぐわったのか?!… 。」


「… しかし、セレハと言う人物… 、まさか、実の息子と子を成すなんて!… 無理矢理なのか同意の上かは分かりませんが?… やはりおぞましいものですね!… 。」


グローリアスが何気無く言ったであろうこの発言にヴァイサーチェルは、固まった!… 。


「… ヴァイサーチェル様?。」グローリアスは、ヴァイサーチェルの変化にどうしたんだと!… 、顔をしかめた⁈ … 。


固まって動こうとしないヴァイサーチェルは、次第に額や首元から汗が滲み出し、顔も風邪でも引いたのかと思われる程、青ざめていた!… 。


ヴァイサーチェルは忘れていた!… 。紫炎を持つ者が他にいた事を!… 。いや!、正確には“元”だが!… 、それだけは無いだろうと無意識化に候補から外していた!… 。


でも、良く良く考えたら、セレハは藍田 縁に“あんな事”をした!… 。なら藍田 縁の子供も宿すぐらい!!!……… 。でも、藍田 縁は今はセレハの息子だぞ!!!!!!………………… 。


ヴァイサーチェルは、身体をさすった!… 。ヴァイサーチェルは、芋虫の様なウネウネした虫が、何百匹と自分の身体の中を這ってくる様な、嫌悪感を全身に感じた!… 。


「… ヴァイサーチェル様大丈夫ですか?!… 。」グローリアスは目を疑った!… 。


そこに居たのは、いつも自分に見せる勇ましい顔つきのヴァイサーチェルでは無く!… 、まるで年はかもいかない少女の様に怯え震えるヴァイサーチェルの姿だった!!!… 。


「… いかがなさいましょうか?… 。もし、あれでしたら、堕胎処置の準備を執り行いますが?!…… 。」ガラスの壁に映るガスマスクの男が恐る恐る、ヴァイサーチェルに尋ねた!… 。


ヴァイサーチェルは震える!、身体をさすりながら、今にも吐き出してしまいそうな表情で… 「マスター 炎にこの事を伝え… 、どうするか判断を仰ぐ!… その結果次第で処置を行う。だから準備だけはしといてくれ!… 。」そうガスマスクの男に告げると、ヴァイサーチェルは、もう… 、我慢の限界だったのか!… 、とうとう吐き出してしまった!… 。

その10読んで頂いた皆様ありがとうございます。

まぁ〜 何と言うか?… 禁断の愛?。それとも、もっと違う何か?。←違う何かって何だよ?… 。

ただ!… このELPISその1から読んで頂いた方なら、その1の一番最初のセリフと主人公の母親が何故?… あんな態度だったのかと言う、答えた合わせの内容だったと思います。←答えた合わせも何も… その2で結構それ匂わす描写あったけどね!… 。

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