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影遠に談笑を  作者: sekiyasya
影遠に光華の談
7/32

ー肆の談ー傲慢な演じ者

せめて影遠に光華の談の設定などを全て決めてから話を書けばよかったと思っていますw

(話を書きながら設定書いてるから話が進まないw)


地獄の中心、そこにある大きな赤い屋敷には(ヒイラギ)という妖怪が住んでおりその妖怪に任せたいというのが三一納の思っていることで今その屋敷に1人の妖精が向かっている


マリィはわくわくしながら屋敷に向かって飛んでいた、あの真っ黒になった山がどうなるのか、これから何をするのか楽しみで揺れながら飛んでいる

しばらく飛ぶと屋敷が見えたので地面に降り門に着くと少し濃い赤色の髪、黒で霞む紫色の瞳、赤い服を着て両腕には濃い赤のリングを着けている、背の低いマリィよりもさらに小さい男の子の妖精“チビ門番”がいた


「どうしたマリィここには何も無いぞ?」

「みいなに頼まれたんだよ、キュラミスを監視してだってーチビ門番」

「だからチビ門番って言うなー!」


マリィがチビ門番というとチビ門番、もといレンミスト・ジゴクトは顔を赤くしながらマリィを指さして怒る

ただその行為が可愛く気づいたら「ごめんね」と言いながら頭を撫でてしまっていたのでさらに怒ってしまった(もちろんそれも可愛く撫でないように我慢した)


「とにかく行くぞ!」


そう言うと固有札、【護入の主壁(ごじゅのしゅへき)】を使いマリィを結界に入れるようにしてから門を開いた

黙ってレンミストは入っていくのでマリィは怪しみながらついていった



レンミストについていき入った部屋は主の部屋で少しマリィはびっくりした。何せこの館の主は傲慢で普段ならレンミストが一人で主に伝え主の気分で会う会わないが決まるのだがなぜかそのまま通された


(まぁ、何となく分かってるけどね)


そんなことを言ってしまえば機嫌を損ねる、それどころか潰されるので(物理的に)“言いはしない”


主の部屋に入ると奥に後ろから赤い日の光に照らされ輝いている玉座、そしてそれに座っている真っ黒に見えるほどの紅色の長い髪を持ち、瞳は黄色く肌は青白い、邪魔に思える赤黒い大きな服を着ている女の妖怪、この館の主、柊がいた


柊は黙ったままずっと動かない


「主様、マリィからお話があるそうです」


レンミストはそう言ったあと部屋を出ていった

それからは柊が話しかけるまでしばらく待ったすると柊はゆっくりと目を開けしっかりとマリィをその視界に収めたあと質問を問いかけてきた


「…妖精よ、我の演技は良かったか?」

「……はい、雰囲気では分かりましたがそれを除ければ本人とほぼ一緒だと思いますよ」

「ほう」


マリィはその問いをきちんと理解をした上で回答を迷ってしまった。なにせ“なんとなく分かっていたのだから”そのせいで思ってもいないことを言ってしまった


「では、本人と違うと思ったところはなんだ」


柊、言葉のどこが嘘なのか分かる憑依妖怪はマリィを睨みながら問う


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