ー漆の談ーそこにばらまく話のネタ
毎日投稿を頑張ってしようと思ったのに書ききれなかった…
(そういえば柊が出てきたときどういう登場の仕方をさせるかばっかり考えていて姿全然書いてなかったので書きにいきます確か肆の談だったかな?というか姿書いてないやつまだいそうなので修正しにいきます)
この世界には強さを数値化できるような装置は無いしトーナメント形式で闘ったりもあまりしない
だが個人の強さ(力の強さや頑丈さだけではなく立ち回り方などの技術も入る)の基準、“強準”というものがあるそれは例外を除いて最上が一番強くそこから【上の上、上の中、上の下、中の上、中の中、中の下、下の上、下の中、下の下】と下に下がっていき最下が一番下となる例外を除けば
そしてキュラミスは中の中となる、中の中は強そうには見えないが案外強い部類だ、第一強準は下の中でも上のクラスから逃れられる者も存在はするので案外どんな強準でも侮れない。そして柊はトップクラスに位置する最上だ身体能力も高く状況判断能力も高くほぼほぼ負けるようなことはない
それだからだろうかその慢心には隙が無かった
キュラミスは気づけば自らが創った真っ黒な地面に組み敷かれていた、左腕は後ろに伸ばされ右腕は踏まれ両脚は脛で押さえられているようで一番苦しい原因の首は万力のような力で摑まれている
この状態には数秒もあったのだろうか、一瞬で地面を見ていた。それも左腕を切り落とそうと…いやそこまで考えれていたのかも怪しい
「…最善手は左腕を捨てそこからでる血で目つぶしにも武器にもと変えることだろう。だがそれを選んだ時点で我は刈り取ろう」
「…。」
痛いのか苦しいのか熱いのか寒いのか分からない状態で意識をしっかりと保つことはできず霧化できずそのままキュラミスは意識を失った
その時周りの黒い謎物質はゆっくりとどこかへ引いて行った、その時には柊は拘束を解きキュラミスを片手で持ち上げ三一納の家まで行こうと立ち上がったが
「あのぅ、少しいいですかね」
「…あぁ良い」
そういえば新聞を作っている者がいたなと思い出し話を聞くことにした
「ありがとうございます。私は彁椦槞閠といいます。それからこっちは私の弟の壥墸です。」
「…ミセトです。よ、よろしく、お願いします…」
「二人で新聞屋【影遠日】をやっています。早速ですがお名前から伺ってもいいですかね」
髪も目も服も白黒で筆の先のような髪留めをしているのが明るく元気な女の子がうるう。髪は不思議と違和感のないカラフル色、目は色が定まらず服は白の引っ込み思案っぽい男の娘がミセト
柊は名前を聞かれたことに少し驚いたが知らないのかと気にしないことにした
「我は柊、地獄に住んでいる」
「「…えっ!?」」
「ひ、柊って、地獄の女王じゃ…」
二人は実際に会ったことが無かっただけでその噂は知っており、名前を聞いてからはとても緊張しながら取材をしていた