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タラータ 第4話

やっと二投目ができました。

さっきなろうのサイトがバグってどうしようと思いましたが、直ってよかったです。

 『戦争』


 現代の日本とは縁のない出来事なのだろう。日本人のほとんどはそれが行われれているのは遥かの遠方に位置する国だと思っている。


 テレビで報道されている部分しか知り得ない。一部の外国に出たことある者にしかわからない。

 いや、行ったとしても、旅行目的で安全のところにしか行っていないのなら、きっとわからない。

 極々一握りの戦地を直訪問し、しかも直ぐに帰ってくるのではなく、そこである期間滞在した者しかわからない。


 戦争は残酷だと言われがちだ。僕も戦争が残酷でないとは言わない。戦争によってひどく惨い何かが生じるのは僕も分かっている。


 現代戦争になってから、それは一層酷くなった。

 昔は腕力が強ければ、相手を捩じ伏せた。足が速ければ、相手から逃げられた。数が多ければ、相手を包囲できた。


 今はどうだろう。ほとんど何もかもが変わった。

 腕力が強くでも、銃で一発撃てば死ぬかもしれない。足が速くても、車やヘリコプターから逃げるのは至難の業。数の力も、暫くはその必要性を保てるだろうが、爆弾一つで簡単に十万は死ぬ。


 理論上は全ての人類を殺し得る兵器を作っても、彼らはまだ飽き足らない。










 『戦争が始まっちゃった。』


 そんな感じで終わらせられるのなら、世界はどれだけ素晴らしいのだろうか。


 残念ながら、僕のメンタルはそんなに強くはなかった。


 まずは、下の図を見てもらいたい。




 次に、うちの国を探してもらいたい。国名は『アカラ=レヴロン神聖王国』である。


 ……


 ……………


 ……………………………


 如何だろうか?見つけられただろうか?


 見つけられる筈も無い。もし、見つけられたのなら、あなたはこの先で何ならかの偉業を成し遂げる事だろう。




 何故なら、『アカラ=レヴロン神聖王国』という国名は載っていないからだ!


 別にうちの国が消滅した訳じゃない、ちゃんとある。確認できない程に小さい訳でもない、小さいのは確かだが、一応この地図では見える。




 大陸の真ん中に目線を向けてもらいたい。濃い紫色で塗られている国が見える筈だ。


 『はて?名前が見えないけど?』


 それもその筈だ。


 何故なら、これは戦略地図。自国の名前を載せる必要はない。


 そう。


 このちっこいのがうちの国だ!!!




 隣の濃い灰色の国がバテゲルイェー帝国。




 大きいんだね~~。




 ってなる訳ないだろ!!!!


 領土が全てとは言わない。イギリスを見てみればわかる。自分よりも数十倍は大きいインドを植民地にして、更に大きい中国も倒した。

 ヨーロッパ諸国は総じて小さいのに、一時は世界の覇王に君臨した。


 しかし、こんなに領土に違いがあると、どうしても身が引いてしまう。









 僕は今、戴冠式と献名式でしか座ったことのない(二回座ったことがあるように聞こえるかもしれないけど両方を一緒にやったから一回だけ)王座に座っている。


 隣でナナーリアンさんとアルディマさんがモニターを見てひっきりなしに指示を出している。




 そう言えば、ウェジャド同盟はバテゲルイェー帝国に南下すると言っていた。流石に戦線を二面に張るのを恐れてうちに侵攻するのを辞めるんじゃないか?


 「報告!第760緊急事件発生!」


 「報告は確かに受け取りました。速やかに持ち場に戻りなさい。」


 「はっ!」


 確か、700番代って他国がうちに攻めてくるって意味だったよね。それを今報告するってことは、まだ他の国がうちに攻めて来たってこと!?


 僕の疑問に気づいたのか、ナナーリアンさんがこちらを向いて答えてくれた。


 「第760緊急事件はソルヤー共和国からの侵攻を指すのじゃ。」


 だからあんなに高圧的な態度をとったのか。確かに、これから戦争をするのなら、あの態度も納得がいく。




 「全く、愚かな連中じゃ。タラータ様の世界征服の御意思は知っている筈じゃ、なのに向こうから滅ぼしてくれと言うとは、なんとも愚かなじゃ。」


 「いいえ、ナナ。これは賢明な判断とも言えましょう。これによって、大義はこちらにありますし、心置きなく滅ぼせますよ。」


 アルディマさんや、あなたはあいも変わらず笑顔でとんでもないことを言うな。


 「せめてこちらが万全の状態を整えてから殺されに来てほしいのじゃ。そうすれば文句はないし、大歓迎じゃ。」


 ナナーリアンさん、あなたもアルディマさんから何かうつされてませんか?

次話くらいで戦闘?戦争?ぽい何かを書きます。

期待はしないでください。希望がなければ絶望もありませんので。

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