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女神様の命令は絶対なのです!  作者: 村瀬誠
第一章:気まぐれ悪魔による暇潰しの悪戯
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第八話:見つけた希望の兆し、試される己のあり方

ロイ「何はともあれ、まずは何を試したら良いかを考えなくてはなりませんね。」


翌日の深夜、フィーリアとロイは再び森の中に鎮座する湖へと来ていた。

ロイの手を借りるのならいっそのこと、この特訓を知っているレイナにも事情を話し付き合ってもらうことも考えたが…出来れば彼女の手は借りたくはないというのがフィーリアの本音。

ロイに対し協力を仰いでおいて今更とも思うかもしれないが、その今更と思えてしまう関係性そのものを崩したいというのがフィーリアの願いである。

とはいえ現状としては、レイナの手を借りる借りないは些細な問題であり…今ロイが言ったように、問題を解決するための手段すらも見つかっていない状態だ。

いや正しくは、問題を解決するためのあらゆる手段を試し尽くした…と言った方が正しいだろう。

クラスメイトやルームメイト、教師に至るまで…たった一つでいい、なにか現状を変える手段がないを考え、探り…そしてそれらを一つ一つ実践してきた。

そうして努力を積み重ねてきた結果が、『今』なのだ…実技試験では実力不足と判断され、学園の温情で再試験を受けることができるという『今』がフィーリアの実力である。

成長することはできる…他の女神が皆足速に去っていくのを横目に見ながらも、一歩一歩着実に目の前にある道を進んできた。

だが今は、その成長過程をまるっとすっ飛ばすような方法を見つけなければならない…そんなものが都合よく見つかれば今までの苦労はなんだったのかと嘆きたくなるかもしれないが、この際そんなことは気にしていられない。

三ヶ月後にある再試験を無事にクリアできるのなら、どんな手段だって構わない…しかし妙案を思いつかないことには話にならない。


フィーリア「そういえば、ロイ君も魔法が使えるんだよね?フリーリング使えてたし…えっと、なんだっけ…エ、エ…エレなんとかってやつ!」


ロイ「エレメンタリア…魔法を扱うことの出来る人間を指す言葉ですね。私も一応魔力を保有していますが、魔法に関してはさっぱりで。」


フィーリア「ん?んっ、ん~?…ロイ君は、魔力を持ってるんだよね?」


ロイ「はい…比べたことはありませんが、恐らく他のエレメンタリアよりも魔力保有量は多いかと。」


フィーリア「なら魔法が使えるんじゃ…。」


ロイ「いえ、私自身は魔法を使えません。魔法を使う手段なら持ち合わせておりますが。」


フィーリア「…どゆこと?」


訳が分からないといった様子で首を傾げるフィーリアに、ロイは己の手の内…文字通りの手札を明かす。

そして目の前で実践してみせる…カードを介しての魔法の使用は可能であるが、なんの媒介も持たずに魔法を使用することが不可能であると。


フィーリア「…聞いた時は半信半疑、っていうか信じられなかったけど…本当に魔法が使えないんだね。」


ロイ「ええ…幼い頃、先祖の残した遺品を整理していた時に偶然魔石を見つけて…何かに使えないかと思って手に取った時に反応を示したので、それを応用してこのカードを作りました。」


ロイ「魔法とは本来、体内にある魔力を変換し事象として具現化させなければなりませんが…それを自力で行なえない私は、その魔石の様子を見て外部から干渉できないかと考えたのです。」


ロイ「魔力を放出できないのならその役目を魔石に担ってもらい、魔力を変換できないのならその変換式を物理的に書き出し魔石にそれを書き込み演算させる…。」


ロイ「そうして出来上がったのが、先程見せたカードです。その一枚一枚全てが使い捨てなのでコスト面で言えばこれ以上ないほど非効率的ですが…それでも、魔法が使えるというだけで私は満足でした。」


魔法というものが当たり前にあるこの世界において、ロイだけはその素質があるにも関わらずその力に枷を嵌められてしまった。

別に先祖のことを恨んだわけではない…ただ起きるべくして起きてしまったことの因果が、今尚影響を及ぼしているというだけのこと。

この因果は決して断ち切られることはない、カースナイトの血を引いているというだけでその『呪い』は己を蝕み心に巣食う。

ベルラに向けられた殺意、憎悪、怨念…そういったあらゆる悪意からその『呪い』は作り上げられ、ベルラに向けてそれは放たれその身を侵した。

そしてその呪いの効力はベルラただ一人に留まらず、カースナイトの血を引く者全員にその効力を及ぼした。

毎夜のように悪夢を見せられ不眠症に陥る者、脳に針が刺さっているかのような激痛を感じる者、利き腕の神経を破壊され使い物にならなくなった者などその呪いの及ぼす影響は様々であった。

直接血が繋がってはいないが、カースナイトと婚姻を結んだ者に対しても呪いの効力は及ぶようで…縁あってカースナイトの籍に入った者も等しくその全てが呪われた。

呪いの効力は時を重ねるごとに少しずつその力を失っていったが、それでも呪いそのものが消えることはなかった。

ロイに与えられた呪い…それは体にあるエレメンタリアとしての因子を組み替えられ、魔力を事象へと変換させることができないというもの。

しかしそれは自力での変換が不可能というだけであって、何かしらの方法を用いて変換式をなぞる事ができればその限りではない。

故にロイはそれを作った…魔石を媒介としそこに変換式を刻み一つの魔法の方程式を物理的に、目に見える形で再現させた。

そうして作り上げられたカードはロイのささやかな希望を叶え、そしてロイの力となった…製作時のコストと使用効果のパフォーマンスは極端と言っていいほど釣り合わなかったが、それでもロイは魔法を使えたことが嬉しかった。


フィーリア「そっか。ロイ君はちゃんと、自分の力で夢を叶えたんだ。…だったら私も、自分の力でチャンスを物にしないとね!」


僅かに微笑んでカードを見つめるロイを見て、フィーリアも新たに気合を入れる。

現状を変える何かがあるわけではない。

それでも、親身になってくれる相手が居るだけでこんなにもやる気がわいてくるのだと、フィーリアは高揚感を抱きながら…今一度再試験に向け気合いを入れ直す。

願いを己の力で叶えたこの少年がいれば、なんでもできる気がしていた。


…。


ロイ「参考までに、これまでどんな訓練をされていたのかお聞きしてもいいですか?」


特にこれといって試せそうな妙案は思いつかず、ベンチに腰掛け思案に耽る二人であったが…そういえばフィーリアがこれまでどんな練習をしてきたのかを聞いていなかった。


フィーリア「えっと、別に普通のことだけど…魔法出ろ出ろ~って念じながらやってみたり、剣を持って素振りしながらそれに合わせて魔法を使ってみたり…。」


フィーリア「とにかくイメージに関することは一通りやったかなぁ…。…あ、あとアレ、『魔管を意識しなさい。』ってやつ。みーんな魔管を意識しろって言うんだけど、その感覚が分かったらこんなに苦労してないよ!」


ロイ「そうですね…私も幼い頃、父にそう言われましたが…結局私も最後までその感覚とやらは掴めませんでしたね。」


フィーリア「だよねだよね!分かんないよね!『魔法が成功した時の魔力の流れを感じ取るんだ!』とかそんなこと言われても、正直よく分からないし…。」


魔管とは、実体のない体に備わっている器官の一種であり、女神人間問わず誰でもこの器官を持っている。

血管が血液を体内に循環させるのと同じように、この魔管も常に絶え間なく魔力を循環させており…魔法を使用する際は主に指先や手の平などに魔力が集中する。

感覚が鋭い者はこの魔管に流れる魔力を感じ取ることができるらしく、よく魔力操作の苦手な者にはそうアドバイスをされることが多い。

しかしそれを感じ取れる者もそう多いわけではないが、それ以上に魔法の扱いが苦手な者が極端に少ないため助言が偏ってしまうのだ。

そしてこの魔管は魔力を持たない人間にも備わっているわけだが…その魔管自体に魔力が通っていないだけであって魔管そのものは存在するらしい。

魔力を魔剤にするためにはこの魔管から魔力を吸い取る必要があるが、物理的にそれを行うことはできない…魔力を吸収する素材を用いたり魔法を吸収する魔法を使用する必要が出てくるため、より効率よく魔力を魔剤へと加工する研究が日夜されているとか。


フィーリア「はぁーっ、私もロイ君みたいに魔法を安定させるアイテムみたいなものを作ることができればなぁ…。」


ロイ「なにかそういった魔法を研究している施設などはないのですか?」


フィーリア「んー、あるにはあるけど、学園生の私的利用で使わせてはくれないだろうし…学園の方にはそもそもそういう研究ができる環境もないしね。」


カトラーナ学園に通う女神の中で魔力操作を苦手とする者はほとんどおらず、その数を数えるのには両手があればこと足りるほど。

魔法の研究はもちろん各地で行われてはいるが、その大半が『如何に魔法を効率よく発動できるか』ということに重点を置いている。

その研究の過程で、フィーリアのような魔力操作を苦手とする者に役立つ何かがあるのかもしれないが…わざわざ研究所がそういった情報を学園に開示することはない。


フィーリア「まっ、仮にそんな便利アイテムが作れたとしても、試験だと使っちゃダメだろうし…。」


ロイ「そう…なのですか。私でよければアイテム作成に対しなにか助言できるかもと思ったのですが…。」


フィーリア「予め申請しておけば、剣とか鎧とかの武装は持ち込めるんだけど…ロイ君のそのカードみたいなものはドーピング扱いになっちゃうと思うなぁ。」


実技試験では、何よりもその女神自身の実力を試される。

個数制限や武器ごとの規定はあるものの、普段から愛用している武器や武装を持ち込むことは許されており…申請書を学園に提出する女神も少数ではあるが存在する。

ただし自身の魔法以外による身体能力強化などは認められておらず、そこは各々の地力が物を言う。


ロイ「思ったよりも厳しいかもしれませんね…内的要因による魔力操作の改善が難しいのであれば、外的要因に頼って安定させるしか現状解決策はありませんが…それすらもダメとなると…。」


もはや八方塞がり、打つ手なしである。

…が、その壁は複雑に重なり合っているだけであって、角度を変えてみればそこには意外と抜け道が存在する。

そのことに気付いたロイはフィーリアにある提案をする。


フィーリア「…武器そのものに魔力を通わせる?」


ロイ「はい、戦闘を行う場所が水中ということは、当然フィーリア様は水に浸かった状態ということですよね。…でしたら、持ち込む武器そのものに魔力を纏わせることができれば、水流を意のままにコントロールできるのではないかと思いまして。」


まだ具体的な構造はなにも浮かんでいない状態だが、魔力変換式を物理的に書き出すことに成功したロイはその可能性を提示する。

魔力は魔法という事象に昇華させなければただのエネルギー体であるが、そのエネルギーそのものにも効力がないわけではない。

魔力が干渉すれば魔法の効力にも影響が出る…注ぎ込む魔力が多ければ多いほどその魔法の威力は上がり、逆に少なければ少ないほど威力は落ちる。

そして外部からの魔力干渉によっても同様の効果が現れるため、周囲が水に囲まれた場所というのは水を司るフィーリアにとっては実にお誂え向きな状況と言える。

部分的にとは言え水に干渉できる箇所を作れれば、水中での戦闘も格段にやりやすくなるはずであるが…その話を聞いもフィーリアは手放しで喜ぶことはできない。


フィーリア「確かに、そういう武器を作れたら戦い易くはなると思うけど…試験に持ち込めるのかなぁ。」


不安要素と言えばそれであった。

いくら武装が認められているといってもそれはあくまでも最小限のものであり、あまりに強力な武器などは当然持ち込みを禁止されている。

なんの変哲もない武器や武具であったならば問題ないが…ロイが提案したその武器は常にバフ効果を付与している状態であるため、規定外と判断される可能性が高い。


ロイ「でしたら、ひとまず作成に入る前に確認を取ってみてはいかがでしょうか?実物が用意できない現状で了承を得るのは難しいかもしれませんが、それでも聞いて損はないと思います。」


フィーリア「…うん、そうだね。最初から諦めてちゃダメだもんね!明日先生にでも聞いてみるよ。…ありがとねロイ君、私のためにいろいろ考えてくれて。」


ロイ「いえ、お礼を言われるようなことは何も。私はただ、フィーリア様のお役に立ちたいだけですから。」


抗いきれない現実があると知り、一人寂しくこの湖で途方に暮れていたあの時とは違う。

こうして新たな可能性を見出すことができたのも、隣で微笑むこの少年がいてくれたからこそ。

まだその可能性が現実のものとなるかは分からない…もしかしたら、その希望すらも呆気なく手の平から転げ落ちてしまうかもしれない。

しかしそれでも手を伸ばし続けることしかできない…そうすることを、自分が望んだのだから。

それは一人で叶えなければならないと思っていたし、今も何か自分にできることはないかと模索し続けている。

けれど、そばで支えてくれる者がいるというのがこれほどまでに心強く感じるのだと…フィーリアは心の中で改めてロイに感謝する。

…もちろん、こうなる状況を作ってくれたレイナにも。

誰かに支えてもらわなければならない己の現状に、どうしようもない歯痒さを…焦りを感じてしまう。

それが仕方の無いことだと割り切れれば良いが、そんな器用な真似が自分にできないことをフィーリアは知っている。

だからこそ今は、不器用なりに全力を尽くそうと徹底的に足掻く。

その足掻きが無駄ではないと、言ってくれた人がいるから。

その人のことを、信じてみようと思ったから。

だから安心して、今日という日を終えることができる。

こんなに気分良く眠りに就ける日は久々だと、フィーリアはほんの少しだけ…肩の荷が軽くなった気がした。


…。


そして翌日の放課後、フィーリアとロイはライドケイターに乗りとある北の洞窟へと向かっていた。

今朝方フィーリアが、再試験にこれから作ろうとしている武器の持ち込みはできないかと担任へ確認した所…案の定というかやはり実物を見てからでないと判断が付かないとのこと。

どういった性能の武器が出来上がるのかがはっきりとしていればまだ説得の余地もあったのかもしれないが、生憎とまだどんな武器が出来上がるのか設計図すら描けていないような状況である。

ひとまず再試験の際に監督役を務めてくれる女神と学園長にも掛け合ってみるとのことだが、あまり期待はできそうにないらしい。

なんにせよ実物がないと話にならないということだけは判明したので、こうして鉱石があると思しき洞窟へと向かっている次第である。

ちなみに何故北の洞窟へと向かっているのかというと、この相談をした際担任から鉱石の取れそうな場所をいくつか教えてもらっており…他にもいつくか候補はあったが、まずは手近な所からということで北の洞窟へと向かっている。


フィーリア「放課後からだとあんまり時間取れないね…。明日からどうしよっか。」


洞窟の入り口付近にライドケイターを止め、薄暗い洞窟の中へと足を踏み入れた二人。

大方の方針は決まったとは言え、まだまだ手探りな点は多々ある。

限られて期間内でどこまで試すことが出来るのか…そもそも武器を完成させることができるのか、不安要素を上げたらキリがない。


ロイ「鉱石のありそうな場所は教えてもらえましたし、ライドケイターさえ貸していただけるなら日中は私一人で採掘しに行きますよ。」


フィーリア「うん、私もなるべく手伝いたいけど普段は授業があるし…ごめんね、任せっきりになっちゃって。」


ロイ「いえ、時間は有効に使うべきです。…とは言えどんな鉱石がどこにあるかまでは分からないので、人手が欲しい所ではありますが…。」


フィーリア「そう…だよね。」


それは現在、二人が切実に思っていることだった。

どんな武器が作れるかは取れる鉱石次第…今設計図作成に取り掛かったとしても、そこに必要とされる鉱石が必ず入手できるとは限らない。

ならばまずはかき集められるだけ鉱石をかき集める必要があるが…二人だけでは効率が悪すぎる。

せめてどの場所にどんな鉱石が眠っているのかの見当が付いていれば、採掘に割く時間も短縮されるだろう。

しかし鉱石の在り処を教えてくれた担任も詳細は把握していないらしく、地道に現地にて確認するしか方法はない。


フィーリア「やっぱり、レイナにも全部話して手伝って貰った方がいいのかなぁ…。」


ロイ「…協力を得られるに越したことはありませんが、レイナ様の力を借りるのはフィーリア様としても本望ではないのでは?」


フィーリア「そうなんだけど、このままだとロイ君ばっかりに負担かかっちゃいそうだし…。」


ロイ「それに関しては問題ありませんよ。フィーリア様のためのになることならば、それは労力を要することだとしても負担にはなりえませんから。」


ロイ「それに案外、有用な鉱石があっさりと見つかるかもしれません。…限られた期間で試せることも限られてはいますが、あまり悲観的にならずにいきましょう。」


フィーリア「うん…ロイ君の言う通り、いきなり諦めモードじゃダメだよね!よーし、頑張って探すぞーっ!」


気合いを入れ直し探索を再開する二人。

分かれ道を見つければ帰りに迷わぬよう目印を置き、上下に大きくうねる空洞をロープを使って進んでいく。

足元は常にぐらつき…閉塞空間故の圧迫感も相まって体力、精神力共に大きく削られていく。

過去に何度か洞窟に潜った経験があるため、ロイは手馴れた様子で奥へと進んでいくが…全く経験のないフィーリアは息を荒くしながらひたすらに自分足を置く地面を確認しながらでしか進めなかった。

先導していたロイはそのことに気が付き休息を挟もうと提案するが…まだ録に探索していないと強行しようとするフィーリアを静止し、道半ばで幾度か休息を挟んだ。

明らかに自分が足を引っ張っていると、フィーリアは途中からすっかり意気消沈してしまい…ロイも下手な慰めはできないと口を噤み、二人の間の会話は自然と減っていく。

それでもなにか収穫物があれば、今日の探索も無駄ではなかったと言えるのだろうが…結局その日、目星い鉱石を一つも入手することなく二人は寮へと帰還するのであった。

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