表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
青春MEMORIES  作者: 紫紀
15/44

第15話 CD

「それじゃあ天神林(てんじんばやし)気をつけてな」


「はい、先輩お疲れ様でした」


天神林(てんじんばやし)日菜子(ひなこ)は自転車に乗り、急いでショッピングモールに向かった。その理由は今日は好きなバンドのCDの発売日だからである。


ショッピングモールに着き、CDショップに向かう。そしてCDを見つけ手にとろうとする。


「あっ」


「えっ」


CDを取ろうとした途端、手が触れた。しかもその手の触れた人物は購買に案内してくれた先輩だった。


「あっ、どうぞ」


「いや、別に。」


「で、でも」


お互いに譲り合いをしていると、他の客が持って行ってしまった。


「あっ」


日菜子は客が最後の1枚を持って行ったことに落ち込んでいると、日菜子の腕を鵜飼(うかい)が引っ張った。


「えっ……」


「もう1件、CDショップ知ってるから。そっち行く」


「は、はい」


パァァァと日菜子の顔が明るくなった。


ショッピングモールから少し離れたところにある。小さなCDショップ、そこで2人はゲットした。

CDショップを出る。


「あ、あのありがとうございます。先輩。先輩には助けてもらってばっかりで……」


「このくらい当たり前だ。あと俺、鵜飼(うかい)竜二(りゅうじ)


「はい、鵜飼先輩」


「遅いから気をつけて帰れよ」


そう言うと日菜子は笑顔で返事をした。日菜子が自転車で帰って行く姿を鵜飼は見送った。


そして内心では天神林日菜子と話せたことに舞い上がっていたのであった。







こんばんは紫紀です。

今回のお話は鵜飼くんと天神林さんのお話でした。いかがだったでしょうか?

楽しんでいただけたら幸いです。

それではsee you again.....

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ