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月猫プログラム

作者: 尾岡れき

真空の中

剥き出しで

悪意の宇宙線を浴びながら

無責任な太陽光の明るさで気付く

傷ついたクレーターの深さに


月の海を一人で歩く月猫が

平気だよと足跡つけるけど

傷跡は決してみせない

気丈なまでに背筋をのばして

光のあたらない場所で

震えてる


天体望遠鏡で月を覗くように

あなたの心模様に触れることができら

でも現実は

星図の海で溺れるばかりで


空気のない海で

吐き出した感情

星の光の速さでも届かない

何億光年かけてもすれ違う残像

ブラックホールに全部落としても


消えない、君を想う月猫の

星の海に取り残された残骸感情

オートマティックに掘り起こす

そんな旧時代のプログラミングから抜け出せないままに


星図の海で溺れるばかりで






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― 新着の感想 ―
[良い点] 恒星図いいですね。せつないですね。
2019/10/18 18:46 退会済み
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[良い点] 「星図の海で溺れるばかりで」 この言葉から切なさを感じました。 宇宙を感じる、とても素敵な作品だと感じました。
[良い点] 宇宙の姿から始まる物語。 その中を平気で歩き回る黒猫さん。 天体望遠鏡で心模様が触れられたら、どんなにいいことだろうか。 それでも、星図の海に溺れてしまうのか。 月の壮大さを感じる詩だと…
2015/09/27 21:46 退会済み
管理
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