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変態1号2号参上!!

久しぶりに此方を更新して見ました。

「ハァーーーー頭が痛い………」


私は自分の部屋のソファーに座り込んだまま頭を抑えて深い溜息を吐いていた。


私の頭の上を飛び回っているネロが頭痛の原因だ………


『ヒャッホーー!!久しぶりのシャバだぜ!』


この腐れネロは二週間前にアデルとデートしていた時に偶然見つけたお店に売って物なのだが 、どういう訳か私の事をマスターと呼んで無理やり契約をさせられ今では私の身体に居着いてしまっていた。


かなり迷惑で今直ぐにでも燃やしてやりたい気分だよ………



「ねえ………ちょっと質問なんだけど、良いかな?」


『えっ?はい、はい、何でしょうかマスター?』


「貴方さ〜私と契約したら外には出られないって言ったわよね?」


『あっ!その事ですか?そんなの嘘に決まってるじゃないですか!マスターのプライベートを覗く為に付いた嘘ですよ!………ひょっとして信じていたんですか?』


「ほう…………私はこの二週間、貴方に覗き放題されていたのね………」


『まあ、そういう事ですね。いや〜この二週間は良いもの見れましたよ。マスターの寝顔は可愛かったし、お風呂なんかでは…グッ!?』


「グラビトン!!」


私は腐れネロに対して重力魔法を放つと蚊トンボのように飛んでいた腐れネロを床に叩きつけた。


『く、苦しいですよ、マスター!!』


「黙れ……この蚊トンボが!!」


ガツ!!


床に叩きつけたネロを私はヒールの踵で踏みつけた。


しかし、私は忘れていた。此奴が変態だったという事を………


『アッハ〜ん!き、気持ちイイーー!もっと、もっと、踏んで下さい女王様!』



………遅かった。





私は更に頭痛と吐き気がしてきた。


そうだ、此奴を封印してもらおう!此奴が側にいたら精神崩壊を起こしてしまう!確か外にロキが居たわよね!


「ロキちょっと来て!」


私は部屋の外で待機しているロキを呼んだ。


すると後ろで扉が開くと同時に怪しい音楽が流れ出した。



ガチャ!


ズズチャカ♪♪ ズズチャカ♪♪


ズズチャカ♪ ズズチャカ♪


ヘイ!ヨー!


ベチン!ベチン!


ズズチャカ♪♪ ズズチャカ♪♪


ヘイ!ヨー!


ベチン!ベチン!


「お呼びですか女王様?」



怪しい腰振りダンスをしながらSMで着けそうな仮面とボンテージを纏い右手には鞭を左手にはロウソクを持ったロキが入って来た。


「………………何なのその姿?」


「それは、先程から部屋中から怪しい声が聞こえたので、姫が中でSMプレイをしていると思いまして、自分も何時呼ばれても大丈夫ようにスタンバイしておりました!」




私はヒールで踏んづけいた変態1号を拾うと全力で変態2号に向けて投げつけた。



「失せろ変態どもぉぉぉ!!!」



ドカーン!!


『アーーーー!!イックーー!!』


「キ、キモチィィィーーー!!」


変態1号と2号はアヘ顏で壁を突き破り星となった。




「はあ、はあ……何で私の身の回りには変態しかいないのよ!」


私の息を整えながら再びソファーに腰掛けると、この二週間で自分の身体に起こった異変に付いて考えた。


「最近変よね私………あの本と契約してから魔法が使えるようになっちゃったし、身体能力も上がってるみたい………」


私は念じるように「オープン」と言うと目の前にウィンドが開いた。


最近知ったのだが、ネロと契約してから私は自分や人のステータスを見る事が出来事ようになったみたいだ………ネロが言うには契約により、元々持っていた能力が目覚めたらしい。因みにこれは解析の能力らしいけどね。



〈佐藤 茉莉花〉変身前


種族:人間(?)

性別:女

職業:魔王の婚約者

年齢:20

Level:1

体力:4000

魔力:5000

攻撃力:6000

防御力:5500

スキル:[光属性][闇属性][水属性][火属性][風属性][土属性][空間能力][時空能力][重力能力][回復魔法][解析][全異常耐性][体力回復(大)][魔力回復(大)][創生][破壊][調整][???]

加護:???

称号:[魔王の婚約者][破壊者][???の番人]



「…………………」




あはは………何なのよ!このステータスは………レベル1なのに、この能力値は異常でしょう?それに種族が人間(?)って何よ?私は人間辞めてないわよ!それにしてもスキルがヤバイ………特に[創生][破壊][調整]って何よ?意味が分かんないわよ!しかも、[???]ってまだ増えるつもりなの?加護も[???]で意味不明だし称号も[破壊者]と[???の番人]って更に意味が分かんない………極めつけは名前の横の変身前………私は超サ○ヤ人か?



私は呆れ果てて何も考えられなかった。



因みに魔王のアデルの能力は



〈アデル アストラ〉


種族:魔族

性別:男

職業:魔王

年齢:200

Level:90

体力:3000

魔力:4000

攻撃力:5000

防御力:3500

スキル:[闇属性][水属性][火属性][風属性][土属性][空間能力][時空能力][解析][全異常耐性]

加護:[邪神の加護]

称号:[魔王][茉莉花の婚約者]


と流石に魔王らしいステータスだった。



一応どうでもいいけど、ロキのステータスは


〈ロキ グランス〉変身前


種族:魔族

性別:男

職業:魔王の従者/流離いの変態覆面/変態の貴公子

年齢:333

Level:79

体力:1500

魔力:2800

攻撃力:2300

防御力:1400

スキル:[闇属性][水属性][火属性][風属性][土属性][空間能力][回復魔法][全異常耐性][鞭で叩かれると3倍加速][ロウソク垂らされると4倍加速][固有結界/Transformation world][バ○ブファンネル]

加護:[変態神の慈悲][亀甲神の知識][マゾ神の加護][貧乏神の情け]

称号:[ヘタレ][変態2号][ストーカー][ロリコン][ショタコン][オンナスキー][オトコスキー][一生負け犬][縛られのダイスキー][打たれるのダイスキー][マスターオ○ニー]………



ツッコミを入れたら負けだと思いあえて何も言いません………一体、彼奴は何処に向かって暴走しているのだろうか?謎だよね。


ん?そういえばロキも変身前が書かれていたわよね?でも、余り深く考えるのはよそう………大体想像がつく(変態だから)



私がそんな事を考えいたら、扉がノックする音した。


「はーい?」


ガチャ!




私は扉を開くと今にも泣きそうな表情をしたアデルが立っていた。

うーん、良い変態だ(≧∇≦)

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