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二時間目の授業は体育だった。
僕はジャージに着替えて、なんとなくだるい体をひきずってグラウンドに出た。
外は昨日の雨が嘘のようないい天気だ。
――というよりも、暑すぎだ…。
異常気象か?
11月だというのに、強い日差しに照りつけられて、風のないグラウンドはジリジリしている。
今日の授業はサッカーだ。
こんな日のサッカーは、正直勘弁してほしい…。
僕は始まりのチャイムと同時に、クラスメートの列に並んだ。
2チームに分かれ、試合が始まった。
ボールを追いかけてグラウンドをひたすら走る。
きつい………。
体がだるい上にこの暑さ、加えて、走ったことで胸がムカムカして、どんどん気持ち悪くなってきた。
「・・・・・・・・・」
とうとう僕は、その場にしゃがみこんでしまった。
「おい、大丈夫か?」
近くにいたやつが僕に気づいて声をかけてきた。
「気持ち悪い…」
「先生!小崎が…」
胸のムカムカがどんどんひどくなって、頭がグルグルする。
しゃがみこんでいると先生がきて、保健室で休むように言われた。
僕は加藤に付き添われ、ふらふらしながら保健室へ向かった。
熱を計ると、38.9℃。
その数字を見たら、さっきよりも余計しんどくなる。
「昼休みまでゆっくり寝てなさいね。」
保健の先生は僕をベッドに休ませると、入れ替わりに部屋を出て行った。
一人になって静まりかえった保健室。
横になって目を閉じると、すぐに睡魔が訪れる。
そのまま、僕は深い眠りに落ちていった。




