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やっぱり、水野さんって笑顔がかわいいなぁ。
・・・あれ?
なんだか今、ちょっといい雰囲気?
これは、告白するなら、今しかない!
僕は覚悟を決めてまっすぐに水野さんを見つめた。
鼓動が、速い…。
「あの…、水野さん……」
「?」
彼女が首をかしげて僕を見る。
「………………」
深く息を吸い込んだ。
「僕は、水野さんのことが………」
「??」
彼女は不思議そうな顔でじっと僕を見ている。
僕はもう一度深く息を吸い込んで、言った。
「水野さんが、……好きです」
言った瞬間、彼女は赤い顔で固まった。
「………僕のこと、嫌いじゃなければ…付き合って、欲しいんだけど…」
なんとか最後まで言えた!
水野さんは少し目を見開いて、それからうつむいた。
心臓がどっくんどっくんなって、口から飛び出そうだ。




