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これから

はい、どもーたまです。

今回からが本当の第一話ですね。

第一話は二人が魔王城を出たところからの話になります、

どうぞ、最後まで読んでって下さい。

魔王城から出て、住宅街の反対に暫く走って私達は今、森の中に居る。


この森は『破滅の森』と言われていて強い魔物がたくさんいる。

しかし、その方が追っ手が来ないと思いこっちを選んだ。そしてしばらく走り続けて今に至る。


「はぁ、はぁ、はぁー、ル、ルナ、私はまだ余裕だけど無理してない?休憩しない?」


本当はかなり疲れたけど、ルナより先に休憩するのは負けた気がするので自慢のポーカーフェイスでルナに話しかけた。


「お嬢様、本当にまだ余裕ですか?私の目には今にも倒れそうにしか見えませんが、本当に余裕ですか⁉︎」


しかし、ルナはあっさり私のポーカーフェイスを見破り問い詰めてきた、

しかも有無言わせないような形相で、ルナはいつもはとても優しいが、

怒る時はとても怖い、私も過去にたくさん怒られて、なるべく怒らせないようしていた。


「……、う、うん、、、」


私はルナが自分の顔を立ててくれると信じて頷いた、いや、頷いてしまった


「……、そうですか、では私もまだ全然余裕ですので行きましょう。」


一瞬ルナが微笑んだ気がしたが、それどころではなかった。え、まだ全然余裕ですのでいきましょう?

嫌だ、もう無理、疲れた、嫌だ、嫌だ、嫌だ!


「どうかしましたか? お・嬢・様♪?」


もう笑ってるルナが悪魔に見えた、てか、もう悪魔だ、

全部わかってて聞いてる、これはもう私の負けだが、まだプライドがある


「………、休憩したい、、」


私は赤くなった顔を隠すように俯きながら小さく呟いた、


「え、なんか言いました?」


ルナはニヤニヤしながら聞いてきた、これ以上プライドを傷つけたくはないけど、背に腹はかえられない。


「ご、ごめんなさい、嘘つきました、だ、だから、休憩させて?」


この瞬間私のプライドは無くなった、


「はい、わかりました、次からは見栄を張らず素直に言って下さいね♪」


ルナはやれやれといった感じで言った


「は、はい」


すっかり元気が無くなった私は返事をするしかできなかった。


「では、あちらの木の物陰で休憩にしましょう、」


ルナはそう言って少し遠くにある大きな木を指差した。


「う、うん♪」


やっと休めると思い私は少し元気を取り戻した。


「は、はぁー、や、やっとついたー!」


意外と遠くて、辺りはもう暗くなっていて、かなり疲れてしまった、

たどり着いた瞬間私はつい気が抜けて倒れそうになるがルナが支えてくれてなんとか持ち直す、


「お嬢様、大丈夫ですか?」


ルナが心配して聞いてきた、


「ご、めん、もう、無理、、、」


もう嘘を付く余裕も無いので最後の力を振り絞り声を出すが、言い終わると同時に意識が沈んでしまった。








最後まで読んでくれてありがとうございます。

なるべくおかしくならないようにしたつもりです、

あと文字数が少ないという方、すみません、これが限界です、

次話はまた時間が空き次第更新します、改めて読んでくれてありがとうございました。

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