幽霊なのでまとめてみた
この日付でちょうど幽霊になってから1年が経ったので、とりあえずまとめてみました。
幽霊になってから大切なこと、今のうちに覚えておくべきこと、その他些細なことまでの細々としたメモ書きのようなものです。
ベテラン幽霊のみなさんから見ればそこは違うだろってツッコミがあると思うのですが、新人の書く内容なのでご了承ください。
ちなみに、ほんとならブログに載せた方が見栄えも良くできるのですが、生前使ってたアカウントが最近なぜか使えなくなってしまっていました。
新しく作っても良かったんですけどね。めんどくさかったもので。あと独特な記法を忘れてるのもありますが。
閑話休題
まずこれを読んでる中には既にお化け暦が私より長いみなさんもいらっしゃると思うのですが、そういった方々は次の話を知っていたら読み飛ばしちゃってください。
お化けになりたてな方には必要な情報かもしれません。
幽霊って、実は死んですぐになれるわけではありません。個人差があります。
私もこれを知らなかったせいで、幽霊になった当初年月が記憶と違ってて大混乱しました。
って書きましたが、上記も本当は正確ではありません。数年前にGhoScienceなる雑誌で掲載された論文からの情報ですが、どうやら死後ある一定の期間は、意識がなく彷徨ってしまうそうです。
個人差があるっていうのは、葬送の仕方や生前の摂生、個々人の遺伝的な問題もあるとかなんとか。
私の場合は友人から聞いたところ、死後四半期くらい彷徨ってたらしいです。
この時は、いわゆる「お化け」として生きてる人に認知される存在になっていて、心霊現象とかを引き起こしてしまう困ったさんになります。
ひどいと、たまにこの間に除霊されることもあります。私やこれを読んでるお化けなみなさんは、運が良かったみたいですね(笑)
意識の無い期間のお化けは、大きく二つの行動パターンに大別されるそうです。
一つが地縛霊型で、もう一つが浮遊霊型。
前者はわかりやすいですね。例えば自分のお墓だとか、死んだ場所とか、特定のエリアのみを徘徊するようになります。
私はこれでした。自宅のアパートで死んだので、ずっとその中を生前の行動パターンに近いように動いてたみたいです。
四半期の間その部屋は幽霊物件になってたそうで、大家さんには申し訳ないことをしました(苦笑)
中にはトイレの便器の中とか、PCの画面の中とかで彷徨うお化け人もいるそうです。生前の性癖が原因だそうですが、トイレの性癖ってなかなかすごいですよね。私は真似したくはありません。
話を戻します。
後者は浮遊型、つまりは不規則に移動するお化けのことを指します。ほとんどのこのタイプの人は、幽霊としての意識が芽生えた時には全然見知らぬ土地にいることになります。
私はそうではなかったのでわかりませんが、相当精神的なショックが生まれるそうです。たぶん、生前の記憶が夢か何かのように思えてしまうからなのでしょう。
もしこれを読んでて浮遊型の人がいらっしゃって不安がございましたら、私や近くの先輩幽霊さんに聞いてみてください。あまりひどく突き放される、なんてこともないと思います。
ともかく、幽霊化した瞬間は上記のようなファクターによって死の前後の記憶が断絶します。
後述しますが、こういった場面で慌てて行動するのは非常に危険です。まずは落ち着いて、自分が死んだということを慎重に確認しましょう。
意外に周囲にはたくさん頼れる人たちもいます。まずは助けを求めるのもいいかもしれません。
次の話として、幽霊化した後の生活に関する情報です。
このページも私が書いたわけですが、幽霊になりたての方はどうやってwebにアクセスするのか疑問だと思います。
幽霊というのはものに触れることができません。中には、憑依という形で物体や人の身体を借りたり、稀な場合電子機器に入り込んでしまうことのできる方もいますが、ほとんどの幽霊さんには難易度の高い話です。
なので、文字を書いたりするのは一昔前まではすぐには難しいとされていました。
しかしこれは、今となってはそんなに難しいことではありません。
実は、幽霊専用の電子機器が市場に出回っています。たぶん、お近くのお墓の周辺とかに何人か幽霊の店員さんがいると思います。
電子機器は、中古の端末であれば無料で貰い受けることができます。新型や、ノートPCなどはちゃんとお金を支払う必要があります。
これらのいわゆる「幽霊専用電子機器」は、例えばGhMaker社やSpiritSoul社、日本ではYO・UKAI社なんかが有名ですが、こういった企業が製品として出しています。
何でも特殊な金属を配合しているとのことで、霊でも触れることのできる材質になっています。
私はタッチパネル採用のGhMaker製デスクトップPC「GhMa OQ」を使用しています。少し大型ですが、サクサク動いてくれるのでゲーミングにも十分答えてくれます。
私がわざわざこうやってまとめたのには理由がありまして、私がお化けになった当初はほとんど幽霊界隈の情報がなかったんですね。
上記の電子機器についてももちろんなのですが、日常的な情報が多く不足していました。
有名どころの検索エンジンに「幽霊 生活」だの「お化け 仕事」だのとかけても、残念ながらヒットするのはホラーテイストな話題ばかりです。
当然ですね。これらは、幽霊用の検索ツールではないからです。
もしもあなたが幽霊用PCを手に入れることができたのなら、まずは検索機能周りを確認する必要があります。情報は大切ですので。
ghoostという検索サイトは信頼できるのでおすすめです。
とはいえ、調べたいこともたくさんありすぎると思います。そこで、こちらでは幽霊になって気をつけるべきことをまとめようと思います。
一つ目として、隠れ身を覚えることです。つまりは、生身の人間に姿を見せないということです。
下手に人に見つかれば、幽霊は即座に警戒されます。ある程度力のある霊ならともかく、大多数の幽霊さんは除霊師どころか、御守りくらいでも消滅させられてしまいます。
常日頃、必要のない時は姿を消す。これを徹底することが大切です。
姿の消し方ですが、これは少し慣れが必要です。自転車と同じで、慣れてしまえば簡単なのですがそこまでがなかなか難しい。
身体から力を抜き、イメージとして海に流されているような感覚を持つと、非実体化することができると思います。
コツとして、手や足の先から徐々に力を抜くこと。できるだけリラックスすること。
一度コツを掴めれば、以降は意識せずともできるようになると思います。
大切なのは、慌てないことです。例えば霊能力者に見つかったとしても、できるだけリラックスした感覚を崩さずにその場から逃げてください。
さて二つ目ですが、これはいわゆる「霊バレ」したときの対処法です。
経験則ですが、人は目で見たものを何か知っているものと紐付けます。
たとえ私たちが誰かに見られてしまったとしても、高確率で彼らがある種の「勘違い」を起こしてくれるため、どうにか難を逃れることができます。
しかし、そうは問屋がおろさない状況も存在します。何度も出てきていますが、霊能力者の存在です。
霊能力、霊が見えたり霊に干渉できる能力のことですが、実はかなり多くの人が持っています。ただ、そうだと気がつかないパターンがほとんどだそうです。
でも中には霊専門の強力な霊能力者がいます。彼らは依頼を受けて除霊することもあれば、時たま暇つぶし程度に霊を攻撃することもあります。
暇つぶしで除霊されるのは、さすがにたまったものじゃありませんよね。
そういった人々に見つかった場合の対応策ですが、私は友人から聞いた体験談が一ついい逃げ道なのかなと思っています。
それは、ともかくオーバーリアクションして消えたふりすること。具体的には、清めの塩だとかを投げられた時にあからさまに痛そうにすること。要するに、死んだふりに近いですね。もう死んでますが。
霊能力者といっても彼らは害獣駆除のような感覚で除霊をするわけですから、その場から気配が消えれば安心してくれます。
地縛霊でない限り、その場を一旦逃げ去って様子を見るのがベストです。最悪、お墓があればそこに逃げ込みましょう。そうすれば霊の気配は混じって隠れられます。
まあ、霊能力者と言えどもピンキリですから、こればかりは運に左右されます。ともかく出会わないことが一番でしょう。なので、目立つことはあまりしない方がいいです。壁のシミになってみるとか、鏡な映って脅かすとか。
三つ目ですが、出会った相手が幽霊だからといって安心してはいけない、ということです。
「幽霊にとって最大の天敵は幽霊」というのは、かの有名な大御所幽木茂さんのセリフにもありますが、まさしくその通りです。
幽霊というのは、幽霊として活動する期間が長くなればなるほど強力な力を持つようになります。
そして、幽霊はより多くの霊魂を集めることで力をつけます。本来幽霊は食事を不要としますが、凶暴な幽霊が人を喰らうのはこのためです。霊魂という意味では私たち幽霊もかわりませんから、襲われる可能性があります。
凶暴な個体は幽警察により監視の対象になっていたり、ハザードとして活動を逐一報道されたりしていますが、それでも予測できない動きをすることもあります。また、新人幽霊の中にも凶悪な方はいます。
そういった「暴霊」と出くわしてしまったら、まずは089番に電話すること。これは110番のようなもので、幽警察が数分の内に駆けつけてくれます。
あとは逃げること。数分と言えどもその場で待っていては危険です。例えば神社や教会などが近くにあるのであれば、そういった場所に隠れこむのも手です。悪霊にとって神仏に関わる領域は本能的に近寄りづらいそうですので。
これもまた、とにかく出会わないことが肝要です。が、絶対安全な場所はありませんので、常にこのことは頭の片隅に置いておいてください。
以上が、わたしから言える幽霊化した後に大切な事になります。といっても、本当に一部のことだけですので、詳しくは先輩幽霊に聞くのがいいと思います。
幽霊はあなた一人ではありません。ですので、とにかく困ったら助けを求めましょう。特に幽警や幽霊学校など信頼の置ける相手であればなお良しです。
わたしは残念ながら名を晒して行動していないので直接相談に乗ることは難しいですが、メールなどでやり取りするのであれば喜んで相談に乗りますよ。
それでは、よきお化けライフを。
追加 : ここまで幽霊ではない方が読んでいた場合、できればしばらくの間そのまま画面を開いておいてください。
たくさんの幽霊の助力になると思いますので……