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第二部 2.決意−1

 ゴーティスとの再会の前に実際は何があったのか、ジェニーは頑として口を割ろうとしなかった。面倒をみてくれたフィリップに義理立てしたからだろうが、彼女が疲れきっていて、口をきくのも辛かったせいもあるだろう。なにしろジェニーは、フィリップたちの集う場でいつのまにか眠りに落ちていたのだ。ゴーティスの腕に押し付けるようにして寄りかかってきた彼女の頭を、ゴーティスは息をするのもはばかって、しばし見つめた。

 その小さな体で、彼女は死と隣り合わせの恐怖をくぐり抜けてきた。武装した近衛兵から、命からがら逃げてきたのだ。

 そう思うと、ゴーティスは胸をぐっと突かれ、彼女をそんなめにあわせたフィリップの妻や近衛兵への怒りで腹が煮えたぎった。ゴーティスは、ジェニーの世話をしたことで彼らの罪を相殺、とは言ったが、それは単に、彼らを激情の赴くままに罰することを避けただけだ。彼らに対する怒りは、消えはしない。

 ヴィヴィエンヌとジェラールが先に引き上げた後、ゴーティスが

「あの女とは離婚しろ」

 と言うと、フィリップは、当然といったように頷いた。だが、次に続いたゴーティスの指示に、フィリップは驚愕していた。彼からそんな権限を委ねられようとは、フィリップは夢にも思っていなかったようだ。

「ただし、処罰が妥当でなければ、俺があとから口を出す。無論、おまえに対する処遇もな。これをどう裁くか……おまえの手腕をとくと見させてもらう」

 ゴーティスがフィリップにそう告げると、彼は再び驚きの声を上げた。

 ゴーティスは、フィリップが厳罰をもってこの事件に対処するだろうことを予感していた。フィリップには王族としての誇りがあり、王族の地位を汚されることに妥協を許さない。フィリップの哀しい怒りをたたえた表情に、ゴーティスは彼の強固な決意を垣間見ていた。その点だけを信用し、ゴーティスは、事件へ関与した者への処罰をフィリップに一任する気になったのだ。


  ◇  ◇


 ジェニーの頬の温もりがゴーティスの手にまだ残っている。

 ゴーティスはそれを確かめるように手のひらを指でなぞった。彼の指がジェニーの名残をたどる先から、手のひらが、体が、幸福感にじわりと包まれていく。ジェニーが傍にいないときまで幸福感に満たされるのは、何度経験しても、どうにも不思議な感覚だ。

 ジェニーと接すると、ゴーティスは、それまで知りもしなかった感情と次々に出会う。時に、直面した己の感情にゴーティスは自分が自分ではないような気がして怯えもするが、その出会いのひとつひとつを、彼は戸惑いながらも素直に受け入れている。そうすることで、闇夜に小さな明かりが浮かびあがるかのように、ゴーティスの胸には、ほのかな炎が点々とともされていく。そして、そこから発せられるやわらかな光は、ゴーティスが心の奥に隠し持つ谷間にも届き、そこに広がる暗闇をやさしく照らしてくれるのだ。

 昨日とは比べようもないくらいに、ゴーティスの胸の内が安定していた。不安から解放されたゴーティスは微笑をたたえ、目の前に広がる世界をゆったりと眺められる。ジェニーが側にいると思っただけで、ゴーティスの足はしっかりと地面を踏みしめ、彼の前で、世の中に生きとし生けるものが力強い息を吹きかえす。

 つい昨日までの、彼女と再会するまでの約二年の歳月、自分はどうやって暮らしてきたのだろう?

 たった一人の人間が側にいるだけで世界は劇的に一変することを、今まで誰も、ゴーティスに教えてはくれなかった。


 ジェニーを休ませた部屋から夜明け前に引き上げ、それ以降、ゴーティスはずっと物思いに耽っていた。今日に至る過去を思い、今日の日の意味を考え、今後について思いをめぐらせ、ゴーティスは一睡もしなかった。

 ゴーティスの選択を貫くためには――ジェニーを、あらゆる外敵や危険から守らなければならない。

 彼女を守るために、王という地位は有利でもあり、ときに、どうしようもなく非力だ。弊害、障害が山と積まれている。

 だが、それが何だというのだ。そのどれもこれもが、ゴーティスが一度つかんだジェニーの手を離す理由にはならない。その一切合財をふまえ、ゴーティスは人知れず、未来の自分に誓いをたてる。

 ゴーティスとは違う意味で妻カサンドラは眠れぬ一夜を過ごしたが、そんなことを、彼は知る由もない。


 誰かが扉をたたき、ゴーティスはぼんやりと見つめていた指の先から目を上げた。軽快な男の声が室内に割って入ってくる。

「王、こちらにおいででしたか!」

 それが他でもなく腹心サンジェルマンだったことに、ゴーティスはほっとした。

「おまえか。今、戻ったのか?」

「昨夜遅くです。予定より長引きましたが、ライアンと共に無事戻りました」

「そうか」

 サンジェルマンは瞬間的に微笑みを翳らせたけれど、あくまでにこやかに、ゴーティスに近づいてきた。

「私が留守の間に何か不都合は――」

「サンジェルマン」

 二人の問いかけが重なり、二人はお互いを見て言葉を止めた。

 ほどなく、はい、とサンジェルマンがゴーティスの次の指示を待つ姿勢を見せた。ゴーティスの前に立つサンジェルマンの笑顔は揺ぎない。

 ゴーティスがサンジェルマンの名をもう一度呼ぶと、彼は返事をし、椅子に腰掛けているゴーティスの前に来て、床に膝をついた。彼の金色の髪が、ゴーティスの前でふわりと揺れた。

「おまえにひとつ任務を与えよう。なに、たいして、難しい務めではない」

「何なりと」

 サンジェルマンの前で、ゴーティスが膝の上で交差した足が落ち着きなく揺れている。それを見ていると、何だか、それが他人の足のように見えてくる。動揺しているのだ、と、ゴーティスは部下に命令を下す自分を他人のように憐れんだ。

「サンジェルマン、おまえは今から、北の森の先にある農園の管理人モーリスの館へ行け。フィリップの側近が案内人として同行する」

「はい」

「館とここまでは往復で半日近くかかるが、今出発すれば、遅くとも夜には戻れよう」

「はい」

 ジェニーのせっぱつまった顔が眼前にちらつき、ゴーティスはそれを振り払うように頭を軽く振った。

「そちらで、私は何をすればよいのです?」

 サンジェルマンが顔をあげた。

「簡単だ。おまえは、その館で生後約十二ヶ月の乳飲み子を探し出せ。おそらく、幼子は他にはおるまい。そして、それが男であれば――」

 サンジェルマンが小さく首を傾げる。ゴーティスは、ケインへの怒りと嫉妬が自分の喉を焼きつくす前に、言い切った。

「――男ならば、迷わず殺せ」

 サンジェルマンの瞳が驚きでやや見開いた。が、彼はゴーティスに何らかの意図があると感じたらしく、黙って首を縦に振った。

「それでは、王、もしそれが女児であれば……どうされます?」

 “女だとしたら?”

 その問いにゴーティスは鼻息を荒くした。

 女であれば――。

 その可能性は選択肢に含めたくなかった。だが、ゴーティスの口は勝手に、サンジェルマンに淡々と告げた。

「それがもし女ならば……そのまま連れて来い。その幼子を王城に迎える」

 めったなことで顔色を変えないサンジェルマンが、青ざめていた。

「王城へ? 子どもを王城に迎えいれる……のですか? そのようなこと、ああ、まさか、本意ではございますまい? いったい、どういった事情で――」

「子が女だった場合だ」

「ええ、つまり、半分の確率でありえることです」サンジェルマンが彼自身を落ち着かせるように、短く息をついた。

「王、急に子を迎えようなど、どういうお心づもりです? 王妃様のおられる今、それがどんな混乱をもたらすのか、おわかりでしょう? どのような事情があるにしろ、王だけのご意思でどこの誰ともわからぬ子どもを入城させるのは、並大抵のことではありませんよ。その子はいったい何者で――」

 急にサンジェルマンが息をのみ、目をみはってゴーティスを見た。彼の目は驚き、疑い、少しひるんで、最後にまた疑いに戻って、ゴーティスの上で止まった。彼が“誰”を想像したかまではわからなかったが、彼の薄青い目に宿る感情の変化を見ていると、ゴーティスの怒りがじわじわと増幅した。

「……まさか……?」

「子に王族の血は入っておる」

 そんなことは問題にならないとでもいうように、サンジェルマンがなおも強張った顔で、ゴーティスのその先を待っていた。

 不愉快だった。自分の舌の上にケインの名をのせなければならないのは、不快だ。ゴーティスは口の中にたまった唾を吐き出すように、言った。

「それが何者か? それは……ケインの子だ。疑いはない。ジェニーが産み落とした、あの男の子どもだ」

「そんな……まさか!」

 サンジェルマンが叫び、床に両膝をついた。

「まさか、そんなはずは――彼女は崖から落ちて水流にのまれてしまったはず! あれほど捜索しても発見できなかったのに、まさか、彼女は生きていて、そのうえ、子どもまで産んだとおっしゃるのですか……?」

 サンジェルマン自身はジェニーが転落する現場には居合わせなかった。だが、ゴーティスを必死に守ったライアンや近衛兵たちから事細かな報告を聞いたらしく、彼はまるでその場にいたかと思えるほどに、状況を熟知している。

「悪運の強い女だ」

 ゴーティスが乾いた声をあげると、サンジェルマンは大きくかぶりを振った。

「信じ……られません」

「では、二階のいちばん奥の部屋に行き、自らの目で確かめるがよい。あの女はそこにおる」

「ジェニーが……?」

 サンジェルマンは顔を両手で拭い、天井を見上げてしばし目を留めた。ゴーティスにたがわず、彼にも思うところは多々あるらしい。

 サンジェルマンがジェニーの生存を知って喜んでいるかどうかは、喜怒哀楽をあまり表さない彼の顔からは読み取れない。彼が、ジェニーに友情めいた情を抱いていたのを、ゴーティスは知っている。彼が目をすがめるのを、ゴーティスは冷たく見つめた。


「サンジェルマン」

 主人の呼びかけに顔をあげた彼は、いつもの忠実な部下の顔に戻っていた。

「それゆえ、おまえは一刻も早くモーリスの館に行き、ケインの子どもを探し出せ。それが息子ならば――王位継承権のある男児なら、いつどこでどんな火種となり得るかわからぬ。危険な芽は、早いうちに摘まねばならぬ」

「ええ、承知しております」

 サンジェルマンの瞳には暗い光があったけれども、明快な口調だった。彼は、同行するフィリップの側近にも気づかせず、手際よく、男児をこの世から抹殺してしまえるはずだ。

「けれど……王? 子が女児だったとして、入城させてどうなさるおつもりです? 女児であろうと、その存在は問題になりえるのではないでしょうか。それならば、いっそのこと」

 ゴーティスは首を振った。それは、散々、ゴーティスが考え抜いたうえでの選択だ。

「いや、女児であれば生かしておく。どうせ王位は継げぬが、無事に成長すれば、他国との取引材料として利用価値が出よう。――俺は、その娘を“王の子”として入城させるつもりだ」

 言い終わったとたん、ゴーティスは自分が誤った判断をしたように思えて気分が沈んだ。同時に、たとえそれが間違った決断であったとしても、選択するほかはない、と感じていた。

 こうすることでしか、ゴーティスはケインに対抗できない。

 

 サンジェルマンは彼に反対しなかった。だが、幾分、寂しそうに見える笑みを浮かべた。

「それで……本当によろしいのですか?」

「何が言いたい?」彼の心配そうな声の響きに、ゴーティスはむっとした。「俺は自分が何をしておるかわかっておる」

「子を迎えるというのは、王のご意思に関係なく、日常的にその子の姿を目にするということですよ」

「それは、女児だった場合のことだ!」

 ゴーティスが椅子から跳ね起きると、サンジェルマンも立ち上がった。

「聞け! 俺は、ケインの子が娘だとしたら、それを手の内に置くために王城に入れるのだ。ケインが今も生きておるかどうかは知らぬが、万が一生きておったとしよう。さすれば、あの男は何とかして自らの子の居場所をつきとめ、取り戻そうと考えるはずだ。されど、その娘が王城内で“王の子”として成長したとすれば、どうだ? あの男も王城には容易には近づけまい。たとえ近づけたとしても、その頃までには、その娘は真の父親のことなど何一つ覚えておらぬだろう。そうして成長した娘は、国益の為、俺の為、ケインが手の届かぬ、どこかの敵国に供与される。そして二度と、あの男と顔を会わすことはない……!」

 気の長い、残酷な復讐の話だ。

 サンジェルマンに説明しているうち、空しさを伴った怒りがゴーティスを支配した。だがゴーティスは、自分の内なる感情に気づかないふりを決めこんだ。

 サンジェルマンは沈黙を貫いており、その寂しそうな微笑は変わらなかった。やがて、彼が瞳を物憂げに揺らした後、ゴーティスをじっと見つめた。

「おまえの意見に耳を傾ける気はない」

「……ええ、そうでしょうね」

 彼からの反論が来ないことで少し拍子抜けしたが、ゴーティスは彼の返答に満足した。


 それから三十分も経たないうちに、サンジェルマンは小城の玄関にいた。ゴーティスは彼より一足先に外に出て、早朝の光が斜めに差し込む庭をなにげなく見つめた。刈り込まれた低木が朝露で濡れ、雨が降った後の森のような匂いを放っている。ゴーティスがつま先で地面を軽く蹴ると、その匂いがいっそう濃くなった。夏の、草いきれの匂いだ。

 夏の匂いはすぐにジェニーと結びつき、ゴーティスは彼女を想って、城の二階にある右端の窓を見た。彼女はそこにいる。もう手の届かない場所ではない。ゴーティスの手が触れられる場所で、まだきっと、熟睡している。

 玄関のすぐ外には、サンジェルマンの道先案内人となるフィリップの側近がたたずんでいた。こんな早朝の出発と予想していなかったらしく、眠そうにあくびをかみ殺している。サンジェルマンが玄関扉をすり抜け、外に出てきた。

「行ってまいります」

 ゴーティスはサンジェルマンに頷いてみせた。

「あまり遅くなるようであれば、本城まで来なくともよい。ここにも誰かが残るはずだ」

「はい、そうします」

 今夜はラニス公の居城で、滞在最後の夜を締めくくる宴が予定されていた。ゴーティスたちは午後にはこの小城をあとにし、宴の後は本城に泊まる。そして、明朝には王城に向けて出発するのだ。

 サンジェルマンが背後の小城を振り返り、二階の窓を見た。

「彼女を……彼女も、王城へ連れていくおつもりですか?」

「それは今から考える」

 ゴーティスの心は彼女に再会したときに決まっていたが、彼には本心を隠した。ついに念願叶ってその手を捕らえたというのに、どうしてまたジェニーと離れられるというのだろう? しかし、そうですか、と答えたサンジェルマンの顔は笑っていなかった。彼がゴーティスの返答をまったく信用していないことが、ゴーティスにもよくわかった。

「では、王、くれぐれも熟考なさってください。私は彼女を許しておりませんし、城の皆も同じです。彼女が王城の門を再びくぐろうものなら、その瞬間から、彼女の命は狙われましょう。誰にとっても、当然、ジェニーにとっても、良いことはありませんよ。それをどうかお忘れなく」

 サンジェルマンはゴーティスの心を知っているかのように、彼に言い含めるようにそう言った。対峙したサンジェルマンの瞳はちらりとも泳がず、瞳の表面が凍りついているようで、冬場の湖に張る冷たい氷を思い起こさせた。

 痛いところを突かれたが、ゴーティスは彼の真剣な顔から目をそらしはしなかった。ジェニーを取り巻く状況を、彼女が直面するだろう危険を、ゴーティスが逐一考えなかったはずがない。

「ようわかっておる」

 むっとしたゴーティスに、彼も屈しはしなかった。

「そうでしょうか?」

「何だと?」

 彼に反論したいことは山ほどあったが、ふと、彼が過去にもこういった、挑発ともとれる言い方をしたのをゴーティスは思い出した。数年前、先王が身罷った日のことだ。サンジェルマンがゴーティスの腹心となって、数ヶ月が過ぎたばかりの頃だ。

 当時、ゴーティスは無力な王子だった。父の死に際の遺言で王位を譲渡されると決まったものの、周囲は全員敵のようなものだった。当夜、ゴーティスが考えに考えた末にある計画を実行しようとした際、それに対する覚悟を試すように、サンジェルマンは冷淡にも見える態度で彼に臨んだ。それはおよそ、主人に対する物の言い方ではなかったため、ゴーティスが彼の忠誠を疑ったほどだ。

 だが、そのときの突き放すような彼の態度があったからこそ、ゴーティスは、単身で計画を遂行する覚悟を固められたのだ。そして、見事にやり切った。実際には、サンジェルマンはゴーティスの大きな助けとなったのだが。

 彼は、挑戦的な態度の裏で、ゴーティスとジェニーの身を心配している。そう悟ったゴーティスは、あえて、胸に積もった悔しさを全て飲み込んだ。

「早う行け」

 サンジェルマンはわずかに頭を下げ、ゴーティスの前を立ち去ろうとした。二人のやり取りを離れて見守っていた、フィリップの側近がサンジェルマンに歩み寄ってきた。

「私は――」耳元でサンジェルマンの囁きが聞こえ、ゴーティスは振り向いた。彼は驚くほど悲しそうに笑った。「私は、子が男であることを願っておりますよ」

 行ってまいります、とサンジェルマンが微笑んだ。それはいつもの彼の笑みではあったが、ゴーティスの頭には一抹の疑いがよぎる。サンジェルマンは、ジェニーの子がたとえ女児でも、それを男児として葬り去るつもりなのではないか、と。

 サンジェルマンと男が門に続く道をたどり、小さな後ろ姿となって消えていく。ゴーティスはしばらくの間、二人の遠くなる影を見送っていた。


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