表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/17

8時45分 入学式

瓦礫の山をヨタヨタ降りると後ろから呼び掛けられた。ハスキーボイスが魅力的なウ~さんだ。


「薬の効果は一日だけど…」ゲームはスーを見つける待て終わらないよ♪ヒャッホ-!!

「どうせ面白いからでしょ?」振り向きざまに言葉を放つと何かが飛んできて…思わず受け取ってしまった。


「そいつはゲームに勝つアイテムだよ」にっへへ

ウ~さんの悪気の無い笑顔は少し卑怯だな…


ウ~さんに感謝しつつ掴んだ物を見た








都こんぶ。だった。



え~っ。何?これで勝てるなら、コンビニとキヨスクや駄菓子屋は大勝利じゃん!


しかも、一級死神士様は両手を伸ばしてピョンピョン跳ねて見せて見せてって騒いでるしまつ。


しかもウ~さんは眉間にシワを寄せ俯き加減に

「10円ガムが有れば完璧だったのに…」スマナイ


「今日は学校午前中しかないから終わったら捜索しますよ。」連絡どうします?

連絡は驚くほど簡単だった。

赤外線を使って、北欧の三姉妹と死神のアドレスをゲットしたからだ…

何時でも気軽に連絡をくれと言われたが…死神と女神に用事がある時って何時だろう?



取り敢えず都こんぶをポケットに仕舞うと、挨拶もそこそこ入学式に参加するため走りだした。



過去改変が起きてるらしいが学校までの10分余りは、特に変化はなかったと思う。


校門が見えてくると、二人の女生徒と遺影らしき物を持った人影が…


言わずもかな家族だった。しかも表情もそれぞれ、泣いたり、怒ったり。スカート振り回したり。


兎に角三人の前で謝った。

「まったく!何処行ってたんだ?」

「途中でGPSの反応が消えたから心配したよ~」

「スカート忘れてってたから心配。」


うん。色々問いただしたいが入学式が最優先。


途中からだが、講堂に侵入する。


丁度新入生がクラス毎に入る所だったので、少々強引だが列に入った。





入学式潜入成功。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ