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薬と約束。

修正番


……っかは!

喉から何かの欠片が飛び出すかのような感覚がして目を無理矢理開けた


急激な空気で肺が痛む…


目の前には相変わらず皐月さんがいた。


「やっと目覚めたか」忘れない内に言っておく。


・モテると言っても《ヨシユキ》の顔見知り若しくは、名前と顔が一致してるだけだよ。


・世界の消え方はどうなるかは私は知らない。


・私はファーストキスだった文句あるか!


最後は文句は無いが、ちょっと悪い気はした。


テトテトテトト-トテトトテト-♪

なんかどっかのコンビニ曲が流れたと思ったら


「はいはーい!私だよ♪ウ~ちゃん何?どした?」


どうやらウ~ちゃんらしい。

ただ段々皐月さんがキョドりだした。


「えっ…ベルちゃんがノリノリで…ス~ちゃん仕事放棄したって…。」

困るよ~何とか…

あっまって!


「ごめんなさい」


電話を仕舞うと、皐月さんはそう謝罪した。

意味解らないぞ


「さっきヨシユキくんの写メ送ったでしょ?」

「で?」

「ウ~ちゃんとベルちゃんが…DT寄越せって」

手当たり次第に赤い糸を投げて…全部絡めまくっちゃったの…ヨシユキくんに…


「それの何処が問題なんだ?」


「ヨシユキくんは北欧の三姉妹って知ってる?」


「現在・過去・未来の人の繋がりを司る神でしたっけ」


そう…糸を垂らして、束ねたり絡ませたりまでは、ウ~ちゃんとベルちゃんの仕事なんだけど…絡んだ糸をほぐしたり切断するス~ちゃんがボイコットしちゃって…


「つまり…」


「会う異性全部が、DTを狙ってくるわ」


ス~ちゃんの機嫌が落ち着くまで皐月さんがサポートしてくれる事になった。


「皐月さんは大丈夫ですよね?」

「安心していいよ!!私欲に負けそうなだけだから」ハアハア


世界って簡単に消えそうだな…


取り敢えず入学式には行かなきゃ。

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