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死神

修正盤

贅沢な悩みとは思うけど

母さんや姉さん達も多少の歪みはあるけど…愛されてると実感するよ。


でも、先程の撮影会で遅刻しそうだ…


「いくら家の近くの高校だからって…」

初日から遅刻は避けたい…

少々汗をかくが、走ればまだ幾らか余裕が出来るはず…



大きく息を吸って力強く足を蹴りあげた瞬間…


後方から軽乗用車に、撥ね飛ばされ

反対車線に宙をまった僕を狙ったようにダンプカーに跳ねられ…

着地点に止めとばかりに建築用クレーンが落ちてきた。






何処からか、クレーンの下敷きとか…女の子が事故みたい…等々の様々な声が聴こえてきた…


そうか…僕以外にも、事故にあった人いたんだ…


制服新品なんだけどな


髪…メチャクチャ…だよな

こりゃミカちゃん泣くな…

なんて考えてたら


「ねえ!確認したいのだけど…シライ ミユキ は貴女で良いのですよね?」


僕は声のする方に顔だけ向けると


黒いローブを被った幼児がいた。

幼児は真っ白な仮面を着け

システム手帳を開きながら

「シライ ミユキか?」再度確認してきた。


「違いますが…臼井(ウスイ) 美雪(ヨシユキ)ですよ。」残念でしたね。


すると目の前の幼女は、慌てて周囲を見渡し…


………orz


散々落ち込んだと思ったら

携帯を取りだし


「生活安全課の皐月です…あの…」


間違え…どうしましょう…ハイ…ハイ


など数分話し込んで、電話を切ると


深々と頭を下げると

「私、生活安全課の皐月(さつき) めい」これでも一級死神士なんです。…と名刺を差し出す。


僕は丁寧に名刺を受けとると事情を聞くことにした。

相手がパニックだと自分は以外と冷静になるんだと感心した。

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