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エリクサーは飲まれたい

作者:蒟蒻芋畑
 王都の商業区の隅にある『フィラル魔法薬店』。

 このお店のカウンター奥の戸棚の上には、どんな大きな傷もたちまち癒す効果がある(と思われる)神級霊薬《エリクサー》が、ひっそりと鎮座している。

 この神級霊薬は売り物ではなく、このお店を切り盛りする少女の心の拠り所であり、母の形見である。
 しかし、当の神級霊薬にとってその扱いは甚だ不本意なものだった。

『私を飲んで! 一回だけでも! 一滴だけでもいいからぁー!』

 ――飲まれぬ薬はただの液体である。それ以上の価値はない。ただの液体なのである。

 この物語は、飲まれたくてもなかなか飲まれないちょっぴり脳内お花畑な神級霊薬が、家族のように思っている少女とその兄を見守りつつ、自らの不遇を嘆いたり、お店を訪れる客を観察したり、時にツッコミを入れたりする日常を描くおはなしである。
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