2-2-11 戦闘
男は休日を楽しんでいた。
そこへ非常呼集。
怪獣が事もあろうに
このニューヨークへ向っているとの事。
男は自動車を飛ばし
所属する駐屯地へ。
猛スピードで。
自動車の前を何かが塞いだ。
あわててブレーキを踏む。
人をハネたかと思ったが-----
そこにはリドニテスがいた。
そして例の薬を渡され
何も考えずに飲んでしまった。
しかし後悔はしていない。
全てが夢のようだった。
本当に夢かもしれない。
再び駐屯地へと。
そこからすぐさま
あわただしく出撃。
ニューヨーク市内へ。
戦車や自走砲も見える。
そして怪獣が-----
上陸。
やはり通常兵器では全く。
次々と
破壊されていく。
ニューヨークの街はすでに火の海。
期待の携帯BB砲も。
奴はカテゴリー“3≪スリー≫”。
とてもあれでは。
案の定、全く効果はない。
逆に携帯BB砲を担いでいた部下が
レーザーによりなぎ倒される。
「クソー」
男はリドニテスになろうと。
しかし-----なれない。
“なぜだ”
夢だったのか
あれは。
そう言えばモンロー先生が言っていた。
人が見ているところでは
変身できないらしい。
周囲を
何人もの兵たちがいる。
「クソ」
男は近くに転がっていた
携帯BB砲を手に取った。
怪獣に破壊された瓦礫の中に
これだけは残っていたのだ。
それを肩に怪獣に向って駆け出した。
「中尉殿。
やめてください」部下が。
“あれは夢だったのか。
もしそうなら-----。
しかし-----”
携帯BB砲をボグルへ。
廃墟となったビル群を走り抜ける。
人の視線がなくなった。
なぜそれがわかるのか
わからない。
ボグルはBB線を。
男はリドニテス・ベータへと
変身した。
十数キロも離れた東の空へ
移動。
巨大化。
真っ直ぐボグルへと。
地上へと降り立った。




