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東京

怪獣は東京へ。

 自衛隊はその手前で阻止しようと。

 重砲が

多連装ロケットが

バルーグを襲った。

 海上からは対艦ミサイル。艦砲が

護衛艦から撃ち出される。

 空からは対戦車ヘリが。

 戦闘機が。

 無数の爆弾がバルーグを包んだ。

 しかし

その爆煙のなかで

重力波レーザーが。

 戦車が、砲が

溶け崩れる。

 地面が煮えたぎる。

 生物レーザーにより護衛艦が爆発していく。

 空を高速で飛ぶジェット機にも

生物レーザー。

 重力波レーザーが

容赦なく襲いかかった。

亜音速で飛ぼうが少し離れれば眼で捕らえられる。

そこへレーザーが。

 「ダメか」首相。

 ジェット機が、対戦車ヘリが

次々に落とされていく。

 「もう。携帯BB砲しか」大臣。

 「それしかないか」首相。

 「あれならば」陸幕長。

 「未知の兵器に

 希望をたくすのは不安ですが。

 いたしかたありませんか」

 「試射の結果から見ましても」

 「それで。

 今、どこに」首相。

 「すでにヘリで。

 怪獣へと向かっています」陸月。











 バルーグは都内へと入った。

 まるで都市を破壊するために

自分は存在しているのだと

言わんばかりに。

江戸川区から墨田区

台東区、文京区へと。

 バルーグの通り過ぎた跡は溶岩のよう。

 ビルは、道路は

全て溶け落ち。

 白熱化し、煮えたぎっている。

 バルーグは新宿へ。

 哲斗たちはヘリで

代々木公園へ。

 降り立った。

 隊員たちが携帯BB砲を、ライフルを手に

五チームに別れ、散っていく。

 シオリもガンを。

 哲斗とは別方向に。

 哲斗はガンを片手に。

 部下数人が続く。

 携帯BB砲は一門。

 残りはライフルを各々手にしている。

 怪獣はすでに河田町をすぎた。

 ビルは全てなぎ倒され

見る影もない。

 隊員が肩にBB砲を。

 「よく狙え」哲斗。

 目標が大きいだけに

はずすはずもない。

 「出力、最大でいけ」哲斗。

 携帯ハイパワー・バースト・ビーム砲が。

 火を噴いた。

 哲斗もガンを。

 バルーグの腹に命中。

 「やったか」

 バルーグの腹は白熱化。

 爆発が。

 「どうしてだ」

 バルーグの皮膚をわずかに裂いたのみ。

 「奴のカテゴリーは。

 いったいいくつなんだ」哲斗。

 「どうします」部下が。

 「撃って撃って撃ちまくるしか。

 ないだろう」

 他の隊も撃ち出した。

 携帯BB砲を持った隊員が。

 さらにライフル、銃も加わる。

 バルーグの皮膚が裂ける。

 バルーグが生物レーザーを。

 別の隊をなぐように。

 「クソ」隊長がガンを手に。

 携帯BB砲がうなる。

 都庁のビルが邪魔になって

よく狙えない。

 バルーグが都庁の陰から姿を現した。

 そこかしこから発砲する。

 携帯BB砲を。

 バルーグがこちらを向いた。

 生物レーザー。

 携帯BB砲を持った隊員が

消し飛ぶ。

 その熱風にあおられ

隊員は思わずBBガンを。

 それは狙いを大きくはずれ都庁へと。

 吸い込まれるように。

 その様子はテレビ局のヘリが。

 バルーグはさらに生物レーザーを。

 次の瞬間

 隊員たちは消滅。

 都庁のビルが

BBガンにより高熱を。

 コンクリートが。

 鉄筋のホンの一部が反物質化。

 反物質反応を。

 メルトダウンを。

 最初は小さな高熱の白い点が

徐々に大きく-----。

 溶け崩れていく。

 完全に消えてなくなった。

 後には高熱の

巨大なクレーターのみ。

 バルーグの生物レーザーは

哲斗たちの隊へも。

 ビルが。

 コンクリートの破片が

哲斗たちを襲った。





 バルーグは重力波レーザーで

携帯BB砲を撃つ隊員たちを

なぎはらった。

 一瞬にして消滅。

 「クソ。

 ダメか」首相。

 「しかし我々にはあれしか」陸幕長。

 バルーグが生物レーザーを。

 携帯BB砲がバルーグへ。

 「戦車も一発なのに」

 「都庁が」

 テレビのモニターに映るそれは。

 「怪獣の吐くレーザーでは-----。

 ありませんか」

 「どうしよう」

 「あれは-----」

 「BBガン-----ですか」

 「やっぱり」

 「全国ネットで放送されているんだろう。

 これ」

 「エライ事になった」

 幕僚たちも真っ青。

 責任問題が。

 「しかし都庁を一発とは」

 「しかも拳銃でだ」

 「枠沢教授の言った通りか」

 「それを受けてもバルーグは」

 全員、沈黙。

 「普通、都庁は怪獣が壊すもんだろう。

 それをどうして」

 「何かの間違いじゃあ」

 まだ信じられない。

 どう言い訳をするか。

 「パターンを完全に無視している。

 こんな事が許されてもいいのか」

 「まあ、あれだけネタフリしておけば、

その手のキワモノ映画なら

そうせざるを得ないだろうが。

 -----。

 その枠沢とかいう教授も

いらない事を言ってくれたものだ。

 -----。

 しかし、現実にそうなるか」

 「私もその手の○○モノなら

ヒョットして-----と

思ってはいたのですが」

 顔が青い。

 「流れ弾が民家に当たっただけでも

 大問題なのに」

 まあ当然か。

 「ビルを丸ごとだからなあ」

 片隅で口々に。

 気が動転して何を言っているのか。

 「アレが最後か」

 最後の携帯BB砲も

バルーグの生物レーザーに。

 バルーグを止めるものは

もう何もなかった。

 バルーグは渋谷区へ。

 代々木公園へ。

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