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28/83

阻止

 怪獣は日本へ。

 何かに引き寄せられるように

日本へと向かっていた。

 「首相。

 これ以上近づけては」守山防衛大臣。

 「方向は変わりそうにないか」国城くにしろ首相。

 「真っ直ぐ向かってきていますので」

 「誰かが誘導しているという事か」

 「それも-----調べたのですが。

 怪獣の進行方向にあたる直線上の地域は全て。

 しかし-----何も

ありませんでした」当庭自治大臣。

 もっともこんな短時間に

広大な地域を調べられるわけもない。

 「仕方ない。

 攻撃を。

 しかし-----倒せるのかね。

 クルール市ではバーザス軍が」国城。

 「それは。

 全力を挙げて」守山大臣。

 「それで

 枠沢という教授の持っていた資料の分析は」

 「それが-----全く。

 第五周期だの。

 金属周期だの。

 専門家も首をひねっていますし」守山。

 「あの-----メンデ-----レーエフの。

 第二周期を置き換える

 という奴か」

 「はい。

 もしそういう事が可能だとしましても

分子の結合力といいますか

タンパク質の。

 大砲の弾丸タマが当たっても

こたえないほど皮膚が強くなるかどうかは

調べようもないそうですし」

 「大砲の弾丸が当たっても死なないから

怪獣なのであって。

 そのようになるようにするために

第五周期にした。

 などという発想自体、

とても-----ついていけないと」文科大臣も。

 「なるほど」首相。

 「それは-----そうか」

 「しかし-----クルール市では」

 「はい。

 ですから

認めざるを得ないのですが。

 確認は-----と言いますか。

 こちらで実験もできないので

断定はできない。

 という事らしいのです。

 それと」文科大臣。

 「何かあるのかね」

 「その資料を調べてわかったのですが。

 怪獣の中には

コントロールといいますか。

 まだ思い通りには動かせないようですが。

 呼び寄せる事には成功したものも

あるそうです。

 何を使って呼び寄せているかは

わからないそうですが」守山。

 「やはりそうか」国城。

 「では、モンローが」

 「何のために。

 エリオットという者かも知れん」

 「考えられる可能性はいろいろあるが、

今、ここで議論していても

始まらんだろう。

 それに断定してかかるのは危険だ。

 それよりも怪獣だ」国城。

 「すでに護衛艦隊が。

 対潜哨戒機も。

 ソナーによる画像を分析しましたところ、

怪獣はどうも

資料にあります

 “バルーグ”のようです」守山。

 「バルーグ」

 「こいつか」

 プロジェクターに映像が。

 「能力は」










 対潜哨戒機が短魚雷を投下した。

 それはパラシュートで海面へ。

 他の対潜哨戒機も短魚雷を。

 数百メートルの深海を

 高速で進むバルーグへ向け。

 命中。

 炸裂が続く。

 護衛艦からは短魚雷発射菅から。

 しかし、バルーグは。

 爆発による水泡が消えた後は

何事もなかったよう。

 「全く。

 何ともないのか」

 「バーザス軍があれだけ攻撃しても

何ともなかったような奴らですから」

 怪獣が口から

不気味な色の光を。

 護衛艦に。

 直撃を受けた護衛艦は。

 「どういう事だ」

 「艦が溶けていく」

 「メルト・ダウンか。

 あれが資料にあった

重力波レーザー砲-----ですか。

 爆発する場合もあるそうですが」

 「光線の強さによるらしい」

 「そう言えば、クルール市の時も」

 「しかし何種類かの重力波のスペクトルを使うんだろう。

 それなら虹のように七色の。

 いやあれは分光してあるから

分かれて見えるだけか」

 ブツブツと-----誰かが。

 艦の中央が真っ白に発熱。

 溶けていく。

 対潜哨戒機へも

 レーザーが。

 白く発熱した固まりのようになり

溶けながら海面へ。

 海水が沸騰する。

 爆発的に。

 バルーグは海上へ。

 護衛艦が艦砲を

対艦ミサイルを。

 バルーグが口を

レーザーを。

 護衛艦が次々と

溶けていく。

 白熱しながら。

 「ダメだ」国城が。

 「このままでは日本は」

                

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