表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
14/14

反逆の俺3

なんか主人公がシリアスになってきた希ガス

ウンディーネにラインハルトを殺さない方向で行くように説得するのに結構時間がかかってしまった。


なぜこの娘は妹を取り返す=ラインハルトを殺すという発想しか出来ないのだろうか。

...なんていうか思考が極端なんだよな。正面から申し入れて叶わなかったからラインハルトを殺すって。ヤンデレかっての。


俺がいなかったら1人で実行していたのだろうか。そんなことをしたら妹や家族共々これから更に苦労する羽目になると分からないのか。


以外と深く考えず猪突猛進するタイプなのかもしれない。

話せば話すほどよく分からない娘だ。


そんなことを考えているとウンディーネが俺をキッと睨んできた。本当に心が読めるんじゃないだろうか。


「で、ラインハルトを殺さないならどうするのよ?あれだけ言ったんだから当然何か考えがあるのよね?」


「勿論...」


勿論あるわけがない。


「ん。あまり信用出来ないけど任せてみるわ。途中で投げ出したり失敗したらあんたの種族のこと近隣の街の人々にもばらすからね」


「お、おぅ...」


投げ出すのはともかく失敗してもばらすってひどくね。


「期待してるわよ」


「任せろ」



◇◇◇◇◇◇


任せろとは言ったものの、俺には妹を助ける具体的な案は何もない。

夜になったら取り敢えずはラインハルトの屋敷に侵入してみようかと思う。妹さんにも会っておきたいし。

まずは侵入前の偵察だな。


敵を知り、己を知れば百戦危うからず。


何事も事前情報は大事なのだ。

かの有名なデートスポットであるディズニーランドでもどの乗り物に乗るか先に決めておけば、1.5倍くらいは多く乗れるしな。

行ったことないけど。





ラインハルトの屋敷にやってきた俺は植込みの後ろに隠れて「霊視」のスキルを使った。対象は外で屋敷を警備している4人の兵士。


見えるッ!!見えるぞッ!!スケスケだぜぇ!!


表示されているレベルは強い順に115、108、98、95である。

俺からすれば大したことのないレベルだが、衛兵さんのレベルを考えるとかなり強いのかもしれない。

もっともウンディーネのレベルは145だったのでなんとも言えないが。正直外に出ている兵士くらいならウンディーネでもどうにか出来そうだ。


いまいち敵の実態が掴めないため、もう少し探りを入れてみることにする。


職業(クラス)スキル発動【眷属生成】


俺のケツからにゅるっと液体が飛び出し、真っ黒なスライムに変わる。なぜケツからなのか、飛び出したスライムの質量はどこから来ているのかというのは永遠の謎である。突っ込んでは負けだ。


ただ、俺はこういう設定を作った「第二の人生オンライン」の運営を高く評価している。管理社会となり、高齢化社会でもある今の窮屈な日本にはこういうお茶目な遊び心こそが必要なのだと俺は思う。


ちなみにスキルは「種族スキル」「職業スキル」「共通スキル」の3つに分類される。種族スキルとは種族固有のスキルで俺の「眷属生成」や「擬態」、ウンディーネの「月兎斬」がこれに当たる。

職業スキルとは職業固有のスキルで俺の「パントマイム」がこれに当たる。共通スキルとは職業、種族にかかわらず取得出来るスキルで「霊視」や「装備品鑑定」がこれに当たる。

どの分類のスキルを取得するのにも、初期スキル以外は「スキルポイント」が必要となるため、しっかりスキル構成を考えないと、後にスキルポイントが足りず後悔することになる。

まぁゲーマーの腕の見せどころというやつだ。


「ヴァンパイアスライムJrよ。ラインハルトの屋敷に侵入せよ」


生成したスライムに命令を出す。物理ダメージ軽減の特殊能力を持つ上、レベルも術者の3分の1つまり85と結構高いので、大勢に見つからない限りあっさりやられることはないだろう。出来れば、ラインハルトの屋敷の地図くらいは作っておきたいところだ。

お、俺たちの冒険は終わらない!!

お盆フィーバー終了につき


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ