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新たな感情
（何やってんだ私…何か私、変。
サカナ先生と喋れない…）
「紗千!!」
「美織？」
「紗千…」
「美織…私ね、何か今日、おかしいの…
普通じゃないの…サカナ先生を見ると胸がくる…「紗千…」
「よく聞いて紗千」
「…」
「ホントに胸…苦しくなる？」
「え？どうゆうこと？」
「ホントなんだ…それはね、紗千がね、
サカナ先生のこと好きってことなんだよ…？」
私は何もいえなかった。
―――――――――私が、サカナ先生のこと…好き？
好きって…何？
私はあれからずっとそればかり考えていた。
今まで好きな人いる？って聞かれたときは普通にいないって言えたのに
今じゃいないって言うだけで言葉が詰まる。
私、本当にサカナ先生のこと…
