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壁の向こうの君が

作者:蓮太郎
俺は一人でいい。

小説と勉強が大好きだ。

それだけで生きていける。

高校2年の春。

「高倉 詩音くん?だよね?」
彼女のこの一言で、俺の壁?バリア?は、

簡単に突破された。

空想世界に逃げ続けていた俺を、
彼女は現実世界へ引き戻してくれる。

気づけば、彼女の事ばかり考えている。
この胸の辺りの変な感じは、いったい。

俺は、どうかしてしまった。
毎日が、この現実世界が、今は楽しい。
美琴。
2025/09/26 12:00
理由。
2025/09/27 12:00
心配なだけ。
2025/09/28 12:00
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