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八、赤ずきん少女と人魚姫の想い


※ お久しぶりでございます。

 ずいぶん前の話で半ばお忘れになられているかもしれませんが、お気に入り登録してくださった一名の方、ありがとうございます。

 すでに完結済みの第一部の方でも評価とお気に入り登録してくださった方がいらっしゃっるようでありがとうございます。

 やっと亀さんぼちぼち更新開始します。D.Hウサギさんがゴール・インして寝たようなので、こちらもゴールを目指したいと思います。





 人魚姫は空を見つめて両手を組み、そっと目を閉じて祈りを捧げました。


「どうか。私の出番がなくなりませんように……」


 本日の天候は晴れ。

 周りの風景はアマゾン川と森。

 そしてその岸辺には、可憐な美少女が何かを待っていました。

 そう、ちゃんと……今回こそ脇役にしてもらう為に。


 人魚姫は川上を見つめて待ちました。

 ずっとずっと待ちました。




 すると、川上から何かが猛スピードで川下へと流れていきました。


 人魚姫は何が起こったのかわからず呆然としてしまいました。


 では、スローでもう一度見てみましょう。


 川上から……おっと、これはいきなり自然現象――激しい濁流が押し寄せてきている!

 どうやら昨日の大雨は大いに関係していたようです。


 そんな荒波の上を全身赤タイツ姿の森の妖精が走りながらこちらに向かって何かを叫んでいますが、音声は規制したいと思います。


 そしてその後続から先頭を追いかけるように赤いお椀に乗ったセレアと脇役数名がいます。


 よし、いけ! そのまま!


 先頭並んだ!


 そして川下フィニッシュ!


 モニター確認した人魚姫は呆気にとられた顔でその場に腰抜けたように座り込みました。


「……もしかして、激流川下り(ラフティング)・オチ」





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