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全能力者は風紀委員  作者: くらむちゃうだー
第二章 魔術高等学園 風紀委員
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第八話 風磨洸沙

大愛は刑が執行されてから抵抗せず刑務作業に追われる日々を過ごしていた。


そんな日々を過ごして2週間がたったとある日、大愛に面談相手が現れたのだ、もちろん面談相手候補に心当たりがないがわざわざ来た相手を何もせず追い返すのも悪いので面談室に行くことにした。


面談室に向かうと一度だけ見た事のある男がいた、それは蓮哉達をどこかに連れ去らった男だった、もちろんこの男との関係は先日の出来事以外一度もない。

席に座り面談が始まると男は語りかけてきた


「とりあえず挨拶をしよう、風紀委員第六部隊部隊長風磨洸沙(ふうまこうさ)だ」


「突然だが今日で大愛君、君はこの刑務所からの釈放が決まった。」


あまりにも突然の思いがけないセリフに大愛は頭の中が?でいっぱいになる、急に釈放と言われたのだ動揺しないわけがない。

それになぜいきなり釈放が決まったのかなど説明がまだまだ足りない部分が多すぎるのだ。


大愛は自分の頭の中の?を消すためになぜ釈放が決まったのかを洸沙に聞く事にした。


「すいません、なんで俺の釈放が決まったんですかね」

その質問に対して落ち着いた雰囲気で洸沙が答える


「今日から君は風紀委員に入隊してもらう、残念ながら拒否権は無いよ、配属する部隊は僕が率いている第六部隊だ、これが理由だけど他になにかあるかい?」


風紀委員、存在自体は知っていたがいきなり拒否権もなく入隊を決められなにがなんだかわかるはずがない、部隊?風紀委員には少なくとも6つのグループがあることが確定したが、どういう基準で入隊が確定させられたのかが分からないため大愛は思い切って聞いてみる


「あのなぜ風紀委員に入隊するんですか?洸沙さんもきっと知っての通り内容はバカバカしいですけど…犯罪犯して捕まってますし風紀委員ってその…選抜みたいなのがあるもんじゃないんですか?」


洸沙は表情を変えずに答える


「あぁ、他の部隊は選抜があるよそれに他の委員会よりも倍率が高い、けど第六部隊は拒否権なしの強制入隊、理由は簡単第六部隊は問題児の後世施設みたいなところだもちろん選抜で入ることも可能だけど、うちに選抜で入ろうとする物好きはいないよ、他の部隊に比べて環境が劣悪すぎるからね」


「まぁ今日中に荷物まとめてこの住所まで来てね、警察にはこの鍵見せれば通して貰えるから」


「じゃあ待っているよ、新しい仲間」

そう言って洸沙は面談室を後にし、大愛も刑務作業に戻った

そしてここから大愛の学園生活が大きく動いていくのだった

風紀委員会について

今作の題名にもあります風紀委員ですが今回の話でも出た通り幾つかの部隊に分かれて活動をしています、活動自体はみなさんも色んなアニメとかで見たことがあるような学園の風紀を守る活動 (服装検査、あいさつ運動、校内巡回、マナー指導など) の他に魔物などの討伐があります。

次回もぜひ見てください!

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