第五話 研究所からの卒業試験
大愛が魔具を受け取ってから1週間の時が流れてわかったことがあった、それは大愛には剣術のセンスがあったそのため常人では早くても1ヶ月掛かることをわずか1週間でなしとげたのだ
そして日下部が突然こんなことを言ってきた
「その力を使って魔獣を殺して来てみろそれが出来たら私に教えることはもう無い、つまりここから出ていってもらって構わないということだ」
「近くの森にいろいろな魔獣が潜んでいる、魔術を駆使して最低10匹魔獣を殺してこい、ただそれだけ、今のお前なら簡単な事だよ」
軽く挑発したように言いやる気を出させる、そうすると大愛はすぐに森に入っていった。
森の中には俗に言うザコが沢山いた、そいつらを魔術を使って倒すのはとても簡単だった、刀に火を纏わせ草竜を斬る、最初の方は特になにもしていない魔獣を斬るのも少し罪悪感があったが徐々にその感情も薄れて行き、他の能力も使いつつ10種類の魔獣を狩ることに成功した。
魔獣10種類の討伐に成功した大愛はそれを日下部に報告した
「言われた通り魔獣10種類殺してきましたよ」
「上出来だ明日には学園の方にに帰ってもらって構わないぞ」
そう言われ大愛は翌日の帰宅の準備を始めた、準備といってもそこまですることがなかったため明日朝一で学園に戻れるように研究所の寝床に着いた。
今回も読んでいただきありがとうございました
今回大愛が倒した魔獣の1匹草竜ですが魔獣なので相手を敵対したら普通に攻撃してきます、ちなみに草竜1匹を魔術レベルで換算すれば行っても2くらいの雑魚です。
そして大愛が使った能力の1つとして火を刀に纏って戦うというのがありましたが、あの場面で他には氷、雷、風などの属性の簡単な魔術を使っていました。
次回もぜひ読んでくださると嬉しいです