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全能力者は風紀委員  作者: くらむちゃうだー
第四章 タイムリミット
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第四十八話 ダンジョン

ダンジョンには魔物がうじゃうじゃと湧いていて今にも襲いかかってくるようだった。だが襲ってこない、よく見ると足元にはサークルが広がっていた。


「このサークルはなんなんだ?」


凌牙がそう聞くと幸が魔具庫から小さいびんを取り出してたからかと声を上げ説明し始めた


「こいつただの魔除の粉だ、ちょっと能力の力を上げてるからこの粉で囲ったサークル内なら何してもあいつらにはバレないぜ、一歩でた瞬間バレちまうけどな」


随分都合がいいなと思いながらもその粉に感心しながら少し触るとサラサラとして感触で砂みたいな感じだなと思った。


「それじゃあそろそろ行くぞ、ここは魔物も多い、魔術はバンバン使ってくれていいからな超の魔術師の2人は援護を頼むぜ、他のやつもついてこいよ。それじゃあ…スタートだ!!!」


幸はそう言って勢いよくサークルの外に出た。


周囲索敵魔術サーチャーズエリア!!!」


「スナイパー、アサルト…弾薬装填完了」


大愛も手についた粉を魔具庫に入れてバサラを取り出しいつでも戦える準備をした


サークルから出た瞬間、魔物たちがさっきまで襲ってこなかったのが嘘かのように一斉に襲いかかってきた。大愛はバサラに火の魔術を纏わせ戦闘を始めた。


周囲を見ると幸の元にも魔物たちが一斉に襲いかかっているが幸は目を閉じていた、10匹以上の魔物に一斉に攻撃をされそうになった瞬間幸は目を開きそこには光り輝く金色の目と高くあげた手。手から指パッチンのパチリという音がなり、気づいた時には周りにいた魔物は

消えてしまっていた。


ほかのメンバーも襲いかかってきた魔物たちの処理が終わると咲綾が声を上げた


「前の方からでかいのが来てるよ!多分…魔人です!」


一斉に前方を見た。そこには以前の任務で女の子が出していた魔人とは似ているようだけどちょっと違う感じの魔人が5体も立っていた。


「さっきのよりは、骨がありそうな奴らが出てきたじゃねえか!俺が1体やるから他はお前らで何とかしてくれよぉぉぉ!!!」


そう言ってさっきの戦い方とは一変したような攻撃を始めた。手元に光を集めて魔人に接近する姿は今まで見てきた他の部隊の隊長達とは全くと言っていいほど違うものを感じた。


「そっそれじゃあ、みなさんも幸さんに続いて攻撃をお願いします。私と…櫻葉さんで迎え撃ちます!」


「任せて、あと咲綾さん霧澄でいいよ」


「はっ、はい!」


そんな会話を聞いてる間にも魔人は容赦なく大愛達に襲いかかってくる。だが、この夏祭りを通して成長をした大愛にはかなりの自信があった。


『俺も結構強くなったはずだ!俺にもやれるってとこ見せてやる!』


迅速(ボルトスピード)!」


第一部隊の夏祭りで電透に習った迅速(ボルトスピード)で魔人に接近をしながらバサラに火が纏われる。それも以前までの火力とは桁違いに大きな火…もはやそれは炎と言える次元だった。


「うおぉぉぉぉ、フレイムブレイド!からの!!!」


大愛が自慢のフレイムブレイドでの攻撃をしてすぐにバサラを右手に持ち替えて迅速(ボルトスピード)で再び接近をして攻撃を放つ


蛟竜毒蛇(こうりゅうどくだ)!!!」


第三部隊の夏祭りで水龍に放った攻撃を放つと魔人はかなり後退した。


「フリーズインパクト」


大愛が一度離れてもう一度攻撃をしようとしたがそれよりも早く弾丸が魔人に脳天に直撃していた。援護に回っていた霧澄だった。スナイパーライフルによる脳天直撃。普通だったらこれで倒れるくらい魔人は弱くないが大愛の連撃のあとの霧澄の魔力がふんだんに込められたら弾丸が脳天直撃をすれば魔人でも生き残るのは難しい。


結果その魔神は塵となった。


「霧澄さん、ナイス援護!」


「任せてって言ったろほら、まだいるから」


一方また別の魔人と凌牙と桐奈は二人で戦っていた。


「全能力者君すごいっすね」


「正直私は見くびってたわ、噂以上よ」


「俺らもやんなきゃっすね」


凌牙は両手で大剣を持ち、桐奈はそれのサポートに周り攻撃を始めた。


「とりあえず一撃で沈んどけよ!!!」


そう言い飛び上がった凌牙の目は赤く輝き出し、ものすごい勢いで落下攻撃をした。


「俺の体、もってくれよバーニングブレイク!!!」


辺りには衝撃波と強い衝撃で自分にもダメージを追った凌牙とまだ動きのある魔人。だが桐奈が2つの魔力を合わせた攻撃をすかさず放つ。


「凌牙君、お手柄よ!流青!!!」


様々な星が魔人に降り注ぎ魔人は塵となった。


「うぉっ、ナイスッス。」


「ん」


かなりのダメージで倒れていた凌牙の元に椎名が現れ回復魔術を施した。それは一目見ていれば第五部隊の副隊長にふさわしいと言える姿だった。


「まだ、戦いは終わってない、最後まで」


一方魔人に向かって接近していた幸は残りの魔人全てに囲まれていた。


「チッ、囲まれたか…けど俺はやっぱりツイてるぜぇ。たったの3匹だ、この程度で俺の運が負けるわけねぇ!」


そんなことを聞こうともせず3匹の魔人が幸に襲いかかる。すると幸の目の片方が金色からオレンジ色に輝きを変えた。


「来世はもっとマシに産まれられたらいいな。

消えてなくなれ!!ヘブン!!」


その言葉がダンジョンの中に響いた途端魔人の足元が目が痛くなるほど発光し始めた。なんとそこから考える暇もなく地面が大爆発し3匹の魔人は塵と化した。


「椎名ちゃん、回復魔術をくれ。自分の爆発を受けちまったまぁ運がいいから助かったが」


「ほら、ヒール」


魔人が消えるとダンジョンの中はすっかり静かになってしまった。治療を受けた幸がダンジョンの奥地に進むと言ったためついて全員で奥に向かうがいくら歩いても何かがある訳では無かった。


どのくらい歩いただろうか現在の時刻が分からないが体感で夜になっていることはわかった。


さすがにこれ以上今日進むのは難しいと悟った幸は一旦休息をとることにしようと言いその日はダンジョンの中で一夜を過ごすことになった。最初に出てきたっきり魔物たちも全く出てこなくなり安全と睨んだのだ。


幸は自分の魔具庫からパンを人数分取り出すと分け与え食べさせてくれた。


「起きたらもう少し進もう、今日はお疲れさんだ。こんなとこだが…みんなゆっくり休んでくれ」


そう言われダンジョンの中での野宿が始まった

その頃ダンジョンのさらに奥では怪しげな大男が何かをしていた…

今回も読んでいただきありがとうございました!

次回はダンジョンの奥地に進むことができるのか…

次回もぜひ読んでください!

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