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全能力者は風紀委員  作者: くらむちゃうだー
第四章 タイムリミット
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第三十八話 第四部隊

大愛が夏祭りに参加してから1週間がすぎた、土日休みは3つの部隊での活動の疲労を少しでも消すためにマッサージに行ったり、家で趣味に没頭するなどして心身を休めた。


だが、今日から新しい1週間が始まる、今日からは第四部隊の夏祭りに参加しに行くことにしていた。


第四部隊の夏祭りには凛奈も参加しているとこの間の焼肉の時に聞いたので事前報告なしで行ってびっくりさせようと思っていた。


部屋から出て真っ直ぐ第四部隊の夏祭り会場の方に向かうと、今まで行ってきた2つの会場に比べて小さく、人の気配もほとんど無かった。


入る前に中に人がいるか覗いていると背後から肩を軽く叩かれた、誰だと思い後ろを振り向くと昼間っから酒を飲んでいる男が立っていた。


「よう!全能力者の新入り!」


そう言われて思い出した、この男初任務の時に助けに来てくれた第四部隊の隊長と共に助けに来てくれた副隊長の西湖道(さいこわたる)だったのだ。


「お久しぶりです、いきなりで悪いんですけど夏祭りやってないんですか?人の気配が全く無いですけど…」


それに対して道はサラッと答えてくれた


「あぁそれなら今中でやってるよ、隊長さんはあんまり中に人入れたがらないから自分が認めた相手しか中に入れないのよ、まぁお前なら入っても文句言われないと思うよ、最悪俺が通したって言えば良いし」


そう言われてパスポートを入場口の機械にかざして中に入ると、なんといきなり隊長である希咲華廉(きさきかれん)がすごい勢いでナタを大愛の顔のに当たらないギリギリのところに寸止めをしてきて言った。


「名前は…ってなんだ全能力者か」


入ってきたのが大愛だとわかるとナタを下ろしてナタを構えたことを謝罪してきた、大愛が大丈夫ですと伝えると華廉は自己紹介をしてきた


「第四部隊隊長、希咲華廉よってもう知ってるわよね、属性は木と火」


すると大愛の背中に下げていた魔具 (バサラ)に指をさして、にこりと笑ってこう言ってきた


「私と剣術で勝負しない?」


大愛はとても驚いた第四部隊長は以前助けて貰った時も今回もナタを扱っていた、剣術を大愛はわずか一週間でマスターしているし周りに見せたら普通に天才と呼ばれてもいいレベルである、時間があれば素振りや魔術を込める練習は自主練として今でも欠かさずやっている。


さすがにこの分野では負けないだろうと思い華廉からの誘いに承諾をした。


華廉はその場で刀の魔具をどこからか取り出して、部屋の中央を指さして言った


「あそこで行うわ、魔術をそのまま出すのは禁止だけど魔具に込めるのは構わないわ、10分時間をあげるそれまでに体の調子を整えるなりなんなり自由になさい」


大愛は自信に満ち溢れていた

第四章開幕です!

いきなり勝負を挑まれた大愛ですがどうなっていくのでしょうか、果たして華廉の実力は如何に…

次回もぜひ読んでください!

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