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全能力者は風紀委員  作者: くらむちゃうだー
第三章 神様からの愛
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第三十四話 水龍決着

「ヴァァァァン!!!」

 水龍が一斉に魔術を仕掛けてくる3人を威嚇するように雄叫びをあげ先程澪莉を吸い込んだ渦を再度作り出し攻撃を仕掛けてきた。


 だが、先程の失敗をしっかりと覚えていた勇翔が魔術を放つ!


「渦を破壊しろ!!!不動岩!!!」


 渦に向かって飛んで行った不動岩が渦の前で突然止まってしまった、何事かと思い渦をよく見るとなんと岩を押し返そうとしている結界が貼られていたのだ、だがそれを雲雀は少しも見逃さなかった。


 光の魔術を使った信じられないほど速いスピードで水龍に近ずきフラッシュを使い水龍の目を眩ませて渦に近寄り氷の魔術を発射する!


「氷塊・轟!!」


 氷が岩を押し返そうとする結界に突き刺さり、さらに!岩の硬度を上げ、結界の破壊に成功した。


 結界が破壊されて渦が無くなってすぐに大愛が電透から教えてもらった雷の魔術で距離を縮める


迅速(ボルトスピード)!!!」


『よし!上手くいった!』


 だが水龍は易々と倒されてくれるような相手ではない、大愛が近づいて来るのを見計らって魔法陣を作り、水の魔術で交戦してくる。


『クソッあの魔術、カスっただけでもやばいだろ…全然近寄れない』


「大愛!」


 大愛が一人で考え込んでいると勇翔と雲雀が、大愛の名前を呼んだ。


「1人で考え込むな!あいつの魔術は俺たちで受ける!」


「だから気にせず突っ込め!」


 その言葉を聞いて大愛は思いっきり水龍に向かって進む、水龍は大愛目掛けて魔術を放ってくるがそれを雲雀の氷魔術で凍らせる、そして大愛から標的を変えるため勇翔が岩を出しまくって自分に標的を変えさせる。


 狙いどうり水龍が勇翔に標的を変え、勇翔に魔術を放って来た時2人が大愛に「今だ!」と言った瞬間、大愛が再び迅速を使い水龍が眼前に来るくらい近ずき構える


「一撃じゃ無理でも…これならやれる!」


蛟竜毒蛇(こうりゅうどくだ)!!」


 その魔術は拳に毒の魔力を気味が悪いほどに込めて、水の抵抗や圧力を完全に無視した一撃だった。


 もちろんこの魔術を受けた水龍は荒ぶり、苦しみ始めた、鱗の色なども徐々に変色していき痙攣していることが分かり少し可哀想に思えてくるくらいだった。


 だが、まだ戦いは終わらない、少しづつだが解毒を始め色が元に戻って行っていたのだ。

 3人が臨戦態勢に移ると急に水龍の様子が豹変しだした。


 解毒を始めて元の色に戻って行っていた水龍の体は、先程よりも酷いくらいに変色を始めたのだ。


 そしてなんと、水龍の体の中から木が生えだしたのだ、それは明らかに自然に生えてきたものとは違うようなスピードで成長を始め最終的に、その木で固定された水龍は毒の影響もあり色々なことが同時に起きたのに耐えきれず身体が爆発してしまった。


 水龍の中からは澪莉が出てきたので、澪莉に近ずきなぜ水龍の中にいたのか、そしてあの木ことを聞いた。


 澪莉は少しゆっくりした後語り始めた。


「あの渦を起こす魔術で俺はあれに吸い込まれたあと、水龍は俺ごと渦を自分の体内に入れやがったんだ。それで俺はやつの体内から少し聞こえるみんなの魔術打ったりして攻撃してるのを聞きながら俺はさっきの木を少しづつ生やしてたんだ。あと水龍の中は多分みんなが思っている以上にグロテスクだよ、明らかに人の骨みたいなのもいっぱいあったし、人の服とかも溶けてへばりついたりしてた。」


 話を聞いて水龍が自分たちの思っていた以上に危険な存在なんだということがわかり今までもあの龍にたくさんの人が食い殺されてしまったんだとも思った。


「あっ!そういえば!」


 大愛はとある1つの大事なことを思い出した。


「宝物!取りに行こうよ!水龍も倒したわけだし!」


 4人はお互いの顔を見合せてから笑い合い、宝物もののありかに向かって泳いだ。


 宝物のありかには宝箱があり、それをそのまま陸上にあげて水愛の元まで持っていった。


「うわぁー!あのお魚倒したの!4人はすごいね!しっかりと宝物も持ってきてくれたし…うん!合格!最後のところに行っていいよ!最後のはきっともう楽勝だからさ!」


 そう言われて4人は1つの疑問が浮かび上がりそれについて聞いてみた。


「あの水龍をこの先にいる人たちはみんな倒したんですか?」


 それに対して水愛は「?」のような顔をして答えた


「え?他にもお宝はたくさんあったはずだよ、光ってる石とかさ」


 それを聞いて4人は自分たちがなんかすごいことしてたんだなと思い、それとは別にやんなくていいことまでやった事を、少ーしだけあればなんだったんだろうと思っていたら勇翔が話し出した。


「まっ、まぁ!こうやってみんな仲良くなれたんだからいいじゃないか!無駄な事じゃなかったんだ!」


 自分に言い聞かせてるようにも聞こえたが確かにみんなで話し合ったりしてる時は楽しかったし水龍にも勝てて良かったとは思っているので今回のこのことは無駄ではなかったんだなと、4人はそれぞれ思った。


 そして時間が経ち夜になっていたのでそれぞれの寝床に着いた。

今回は大愛が電透から教えてもらった迅速を使いましたが、どこでいつ覚えたのかは、第一部隊で稽古をした時にこっそりとやり方を教えて貰っていたんですね。

それと水龍ですがあれば本当に人を食ってました、割とこの作品で初めての根っからの悪い魔物?でしたね

次回から第二部隊の夏祭りもクライマックス!ぜひ次回も読んでください!

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