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全能力者は風紀委員  作者: くらむちゃうだー
第三章 神様からの愛
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第二十九話 2つの部隊の2人の響

 翌日の天気は昨日とは打って変わってよく晴れたいい天気で大愛も今日から第二、三部隊の夏祭りに参加することに決めていた。


 祭り場所に行くと2人の少女が入口で待っていて大愛を見るなり、大愛に飛び込んできて2人揃って元気な声でこう言ってきた


「全能力者!大愛だー!わー!」


 いきなり飛び込んできた2人に大愛はおもわず「うわぁ!」とびっくりした声を上げて周りからの視線を買ってしまった。


 周りはみな「あの隊長2人が誰かに飛び込んだぞ…しかも副隊長じゃない…よく見たらあいつ!第六の全能力者…」のような会話をしていたすると入口の奥から一人の男がスタスタと歩いてきた、その姿を見るとそれは響也だった、だが昨日の少しおどおどしたような雰囲気とは違って今日はイメージに合わないようなサングラスをかけてザ男前のような感じで現れたのでかなり驚いた、そして大愛が思ってもいなかったことを響也は言い放った


「初めまして大愛さん、昨日はいろいろとありがとうございました、今日からは夏祭りに参加されるのですよね?隊長たちもあなたを入口でずっと待っていたし、現にあなたが今ここにいらっしゃいますし…」


 夏祭りに参加することを聞かれたのに違和感は無かったが彼の「初めまして」という言葉には驚いた、確かに昨日大愛は響也とは出会っているし目の前にいる男も絶対に響也なのだ。


 不思議そうにしている大愛に気がついた少女のうちの1人が大愛に突然彼の説明をはじめた


「いきなりびっくりしたよな、ごめんな〜こいつさ〜にじゅうじんかく?なんだよ、この時の人格は響也(きょうや)じゃなくて響羅(きょうら)、響也とは性格がだいぶ違うから響也に会ってから初めて響羅に会った人はみんなびっくりするから説明しなきゃなんないのよー」


続けてもう1人の少女が説明の補足を言い始めた


「体とかほとんどは響也なんだけど、そこまで珍しくはないけどたまに人格が響羅に変わるんだよ、それにそれぞれ別の魔術を使うんだ、響也は岩と炎、響羅は岩と水」


 少女等の話を真剣に聞いている大愛に響羅が話しかけた


「私からも1つ、私たちのことはそれぞれ1人の人間として見てほしい響也と響羅というそれぞれ2人の人間として…」


 その一言で大愛にあった少しの緊張感がほぐれて表情もふっと明るくなり、ここでの夏祭りが案外楽しみになってきていた。


 響也と響羅の具体的な話が終わり2人の少女がそういえば!みたいな感じでお互いの背中を合わせて名乗り始めた


「私は!第二部隊 隊長!紫苑心火!双子の姉!」

「私は!第三部隊 隊長!紫苑水愛!双子の妹!」

 2人「これからよろしくね!大愛!」


 2人の息ぴったりの自己紹介はどことなく小学校などの発表会みたいな感じだったが、2人の少女の微笑む姿を見れば誰しもこう思うだろうと大愛は思った


『正直、可愛い』


 だがその日の夏祭りを通して大愛はこの考えが間違いだったと、夏祭り参加前の自分に言い聞かせたいと思うのはもうほんの少し先の話。

実は元々響也と響羅も双子キャラとして出そうと思ってたのですが流石に1つの物語に双子キャラ2組も要らないなーと思ったので二重人格のキャラとして書いていくことにしました (実際この方が書いていく上で面白くなりそうです)

ちなみに今回のタイトルの 響 という字はひびくという読み方です

次回からしっかり第二、三部隊での夏祭りやります!ぜひ読んでください!

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