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特撮ヒーローシリーズ

売る虎マン

作者: SHIN
掲載日:2021/08/23

空港の税関・・・


検閲に「麻薬犬娘」たちが集まっていた。


彼女たちは、エリートの検閲官である。


「ドーベル隊長・・・

ヒマっすね・・・」


コリー犬の、コリー隊員が、ジャーキーをかじりながら言った。


「ぼやくな。

我々が、ヒマなのはいいことだ。

国に、危険なモノが入らないということだからな。」


ドーベル隊長は、部下に密かに「ドーベルマ〇子隊長」と呼ばれている。


いいのか、それで。


しかし・・・


「隊長!

銀のボディと、赤の宇宙人が怪しいブツを国外から持ち込みました!」


チワワ隊員が、駆け込んできた。


「最新型麻薬探査機を用意!

総員、「ヤツ」を締め上げる!」


「「「いえっさーッ!」」」


隊員たちは、空港の荷物搬出場へ急ぐ。


「これ、なんすか!?」


小柄な豆柴隊員が、怪しい宇宙人を、締め上げている。


だが、いかんせん怖くない。


かわいいだけだ。


だが・・・


ドーベル隊長が、牙を剥きだして威嚇する!


「ワシントン条約違反で、「虎の密売」の前科がある「売る虎マン」!

これは、なんだ!」


そう。


このどこかの光の巨人のようなヤツは、「売る虎マン」。


地球では希少な、「虎」を宇宙に密売していた宇宙人だ。


売る虎マンの前には、ジュラルミンケースがいくつか置かれている。


柴隊員が、探査機を使って反応を見つつ、臭いをかいでいる。


「反応あり。

臭いもあります。

私たち、「犬獣人」を甘く見ないでください。」


「これ・・・

大麻ですね・・・

それも、どこの国でも「違法仕様」になってるヤツです!」


ポメ隊員が言った。


「えーい!」


尻尾が丸まった、紀州隊員がケースをぶっ壊す!


素手で。


ケースは、見事に壊れる。


中からは、小分けにされたポリ袋に入った「赤」と「青」の大麻の粉末。


「ほほう…

やはり大麻か。」


ニヤリと笑う、ドーベル隊長。


「大麻違うねん!

カラー「タイマー」やねん!」


んなわけあるか。


「寒いです・・・」


ポメ隊員が、ポツリと言った。


「ええい!

見苦しい!

現行犯逮捕だ!」


ドーベル隊長が、隊員たちに命じる!


「お縄ちょうだい!」


「「ヤク」は、許しません!」


「わおーんッ!」


麻薬犬娘たちに、極悪宇宙人「売る虎マン」は現行犯逮捕された。



「なんだ・・・?」


ちょうどそこに、荷物を受け取り、去っていく七人の家族連れ・・・


「おなか減ったよ~

ママ~・・・」


末の妹が、空腹を訴える。


「お前・・・

飛行機の中でも、食っただろ・・・」


長男が、あきれ顔だ。


「宇宙には、変わったヤツがいるもんだな・・・」


ポツリと言ったのは、「正義の味方連合」所属の「子供戦隊ガキレンジャー」のリーダー・ガキレッドその人だった。


彼らは、夏休みを利用して、両親とともに海外旅行行っていたのである・・・



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― 新着の感想 ―
>小分けにされたポリ袋に入った「赤」と「青」の大麻の粉末。  青の方は知らんけど、赤の方はおそらくメトロン産ですね。  放電を浴びせると赤の方からは火炎怪獣が、青の方からは発泡怪獣が誕生します。  …
[良い点] 赤と青のカラー大麻……。 大好きです!
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