授業中に、、、
感想、批評どんどんください
俺がこの学校に入学してから1週間が経った。
俺は先日のズボンチャック全開事件の影響か、全くクラスに馴染めずにいた。
「はー、今日も学校かー憂鬱すぎるな」
「だから少しクラスで浮いてるからってそんなに気落ちすんなってw」
「お前がこの状況だったら、いくら元気が売りでもこのくらいは普通に落ち込むぞ。しかも指摘してきたのが、あの何かと鼻につく美女だからな」
「そりゃ災難でしたね〜」
こいつなんも心配してないな、、、。
そんな感じで豊浦と登校してきたが、俺がクラスに入った瞬間クスクスと、遠巻きにクラスメイトが笑っていた。もちろん俺に声をかける奴はいない。一人を除いて。
「おっはー、洋亮」
「おはよう、前川」
「相変わらず覇気がないなー、そんなんだから笑われんだよw」
「うるせーな、お前には関係ないだろ。俺と喋ってると引かれるから、この辺でやめとけ。」
「別に私は気にしてないからさー」
こんな感じで毎日前川はしゃべりかけてくる。
そんなに毎日来なくていいのに、、、。
そんなことを考えていると俺の隣の席に例のヤツが来た。
俺が恨みのこもった瞳を向けていると
「何?」
彼女が話しかけてきた。
そういえば俺こいつの名前知らないな、、、
すると前川が
「そういえば、私あなたの名前聞いてなかったわー、
名前なんて言うの?」
「私?私の名前は藤堂朱音よ。あなた達は?」
「私の名前は前川奈美、でこっちのズボンチャック全開野郎が中村洋亮」
「お前、その呼び方はないでしょ…。てかこのあだ名藤堂が、でっかい声で言うからクラスに広まってんだからな」
「そんなのあなたの自業自得じゃない」
こ、こいつ顔はいいけど性格クソだな。
そんな事を話しているといつのまにかHRが始まらかけていた。
HRが終わり授業が始まった。
教科は俺の大好きな日本史。嬉々としながら授業を聞いていると、隣の朱音が喋りかけてきた。
「消しゴム貸して」
「誰に頼んでんだ。お前に貸すつもりはない。」
「あんた、まだ始業式の事根に持ってんの?男のくせに器が狭い」
「お前だって、人に言える程器でかくねえよ」
「あなた程ではないわ」
「なんだよ、やるか?」
「いいわよ」と、その時
「お前らいい加減にしろ」
「「へ?」」
どうやら俺らの痴話喧嘩は、クラス中に響き渡っていたようだった。クラスメイト全員がクスクスと笑っていた。
そんな哀れな俺に、トドメを指す先生の一言。
「罰としてお前ら2人で掃除な」
最悪ダーーーーー。
まだまだ続きますの