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魔界食肉日和  作者: トネリコ
魔界編
1/62

1、せめて加工よろ





「トカゲ好きだ。結婚してくれ」

「ワニ、まず今食べた右手を返してから言ってくれ」


 ぶっしゃーと右手があった手首から血が出る。

 血のスプラッシュタワーや~

 あ、治った。


「トカゲー、もう生えたしこれは食べてもいいかー?」

「ワニ、いいけど綺麗に食べろよ、お前食べ方汚いんだよ」

「トカゲおかわり」

「ワニ死ね。こっちが死ぬわ」


 にんまりと口元から我が元右手の指がチラリズムしている。可愛くもなんともねえ

 此処は我らが魔王様が治める魔王城。その城の一角である。

 私は書庫番的なものであり、種族は人族とのハーフの、ありきたりな蜥蜴族。遺伝子異常で回復…というより再生に特化しすぎて他が全部ダメという一応レアキャラだ。見かけは人族寄りだ。これでも瞳孔は蜥蜴族要素入ってるんだぜ?

 んで、大事なことなのでもう一度言う。はぐれメタル並にレアキャラだが他が全部ダメの軟弱な雑魚だ。HPが1でも残れば再生出来るが大抵の攻撃で死ぬからあまり意味がない雑魚だ。


 そこで話を戻そう


 さっきから結婚結婚食わせろ結婚とうるさいこいつは鰐龍族だ。

 同じは虫類だが種族の階級が月とすっぽんイケメンとダニ、ペガサスとポニーぐらい違う。わかるか?

 脳みそは言わずとも筋肉菌に犯されてもはや致命レベルだからもう触れない。見かけはそうだな…

 この私はか弱い百五十cmくらいの人型猿に似てるのに対してこいつは二mくらいの逆三角系ゴリマッチョだ。逆立った状態の新緑の鱗に触れようものなら何もせずとも我が皮膚が花火と化すレベルである。ちゅどーん。そんなもんだから魔王様直属の切込隊長も任されているらしい。私は城に引き篭ってるので知らんが

 そんな鰐を二足歩行させたこいつと見かけも地位も種族も全く微塵も掠りもしないのだが、何の悪戯か冗談かこいつが私に一目惚れしたと言ってきたのだ。


「トカゲ、これ綺麗だから取っといた」


 どすんと置かれる血みどろの生首

 苦悶の表情でカッと見開かれた目は真紅。

 魔王様のファンとしては確かに綺麗と思わなくもないが


「ワニ、だから汚れると言っただろう。せめて目だけ持って来いよ」

「それもそうかー、じゃあ」


 ん、と目の前でぞぶりと目玉が抜かれ渡される。

 情緒もクソもねえ、せめてネックレスか何かに加工しろよ

 あと目の前でいらない部位を食べるな、邪魔だ

 取り敢えず口を開けさせて目玉もそのでっかい口の中に放り込んだ。

 手が汚れた、マジいらん


「トカゲー、気に入らなかったかー?」

「ワニ、お前ごとな」

「そういうなよー」

「近寄るんじゃねえ」


 鋭く血なまぐさい牙が顔に寄せられる。全力で押して拒否するが子猫みたいなものなのだろう。

 やめろ、まじで拒否って――あー

 ぶっしゃーと両手が牙に当たって捥がれる。

 無痛症じゃないとマジSAN値ヤバかったろうな


「おいワニ、だから食うなって」

「トカゲ美味いわー、結婚しようぜ」

「餌の未来しか見えんから却下で」


 な? 私が頷かない理由が分かるだろ?





「あいつらまたやってるぜー」

「よく飽きねえよな」

「そういや、この前隊長に夜這いした子どうなった?」

「寝込みな、よくやるわ。普通に夜食と間違われて食われたらしいぜ」

「かわいかったのに勿体無ぇよなー」

「いい加減諦めれて落ちればいいのによ」

「いや、あんな求婚じゃなくてもっと落とし方を考えるべきだろー?」

「にしても十年もよくやるよ」

「だなー」

「な」



 つづく





 




 ちなみに上記で会話してる奴等はワニの部下である。

 こんな奴等でも魔界では大分気が利く方である

 よってワニが30話にて暴走仕掛けた時にトカゲの私物を盗ってきたりもしている←え

 そして今後も名前が出ることはないことが確定している


?と?「「え…?」」

トカゲ「盗…?」



トネコメ「お読み下さり感謝でっす☆遊園地まではこんな感じで二人メインのぶっしゃーほのぼの日常が主なので、お気軽にお試し頂ければ~☆ ちゅ、中盤以降はゲフンゲフンッ(目を逸らし) よろしければこれからこの魔界な世界をよろしくお願いしまっす☆楽しんで頂ければそれが一番嬉しいです(笑)ではでは~☆」



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