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*第2話*
「ん~~っっ」
ピッカピカの太陽が昇って木の上の小鳥が鳴く頃。私は目を覚ました。
「今日は早く起きたなぁ…」
いつもはもう少し遅い。
「今日は日曜かぁ…」
半睡状態で、1階の大広間へと降りた。
「あらっおはよう、ルチア(゜▽゜)/今日は早いのね。」
お母さんが声をかけた。
「はょ…。今日は何だか目さめた。」
「そうなのー。なんか起きそうねー(笑)」
なんてふざけたお母さんは、立ち上がり、お父さんを起こしにいった。
ガチャッ
「おはよう。ルチア。早いのね。」
夜の仕事を終えたお姉ちゃんが帰ってきた。
「おはよう&おかえり。今日もすごい返り血だね;」
「ん?ぁあ…昨日は結構激しかったからねー。」
いつも激しいのに…
どんだけさ…
と思いつつ、口には出さなかった。
「おはよ~~(-.-)」
お父さんが起きてきた。
「おはよう、お父さん。昨日は夜遅かったの?」
「う~ん…まぁね;大臣が貯めるから……チッ」
;;
大臣はお父さんをいじめるのが好きらしい…
かわいそうだ…