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最高のアハ(炎上)体験を

意識を失ってどれくらいだろう?


ここは自分の部屋だよな?


ああ、そういえば俺の部屋に母さんが居た。


でも、なんで?兄さんの話かな?


見つかったのかな?


でも、母さん、なんで、手足を縛られて、口にガムテープなんか………。



…、…!?


「もしもー。結城くぅ~ん?おっきしよう?」


自分のベッドに横たわっている結城に馬乗りになって両頬をペチペチと叩く狐面。


「あぁ、起きたねえ。結城くん。ダメだょお。油断してたのぉ?ダメダメ。鬼ごっこはね。捕まったら死ぬんだよ?結城くんも捕まえてくれなきゃねえ。ごほッ」


狐のお面から大量の血が流れているのが見えたが、この状況ではどうでもいい。


結城は単純疑問を投げ掛けた。


「母さんに何をした!?おい!」


「今回はとっても大変だったんだよぉ?

なんてったってオナ(殺)禁!! そいで、ルミネの共犯ちゃん! からの結城くんのママンを事前用意するのは最高難度のトリプルSSS!って感じで」


結城の問いに狐面は更にマシンガントークを繰広げる。


「アハ!発見しちゃったー。やっぱ死ぬほど難しいってマジ勃起体験!!結城くんも感じてるんでしょー?」



マジで意味が分からない。コイツは一体何なんだ。怒りと憎しみが湧いて手足を動かそうとするが痛みと共に全く力が入らない仕組みでしっかりと固定されている事に再び絶望する。


「くそっ!母さん!」


結城が大声で叫び喚くと母が目を開き塞がった口で声を上げようとする。


「うっ!うーー」


「あらあら、お母様。おはようございます!そしてさようならですっ!」


狐面は手に持ったストーブの灯油の蓋を開け結城の母にドバドバとかける。



「や、やめろ、やめて。お願い。やめて。お願いします。助けて。」

結城は懇願する。


「ねー!結城くん!ごふッ。 ダメダメっ!油断しちゃダメだよ!」 


狐面はそのまま油を自分と結城に被せる。


「ねー。誰が一番早く死ぬかな~?ワクワクするよね?アハッ、そ~れ。」


狐面は躊躇なくポケットから出したジッポライターに火を灯すと床に当てつけた。


ボゥ!ボワッ〜! ゴォお〜。


炎は真っ先に結城の母に襲いかかる。


「う、うーー!うー!がぁが!、、!」


結城の母は炎に包まれ塞がった口を開ける事が出来ずもがき苦しんでいる。


その時、口のテープが熱で溶ける。


「まなぁ! にげて、まな、 ァァァ!あ!ぁ!」


燃える炎に包まれもがき苦しんでいる母の姿。

この世にあってはならない地獄の光景である。


「アハッ、アハハハ!っ!はぁ!!」

火を付けたときに自分の右腕にも火がついたが、そのままに、手足を縛られた状態の結城の背後に廻り、結城のイチモツを握り閉めて互いに燃え合う。

 

「ぐぅ、熱っ、うぅっ、クソッたれなんのマネだ!」


「あぁ、死ぬってどんな感じなのかな?このママ逝っても良いよぉ!結城くんだいちゅきいーー!」



ゴォーーー!


全ての音が雑音に聞こえる。体の筋が強張り骨を折るのを感じる。


熱い、痛い、苦しい。熱い、痛い。息が出来ない…。苦しい。苦しい。いたい、くるしい…。

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