〜寒椿〜 冬の華々の詩 ー七五調ー
※カラーコード実験中のため、背景色変えてます。
長歌リベンジ
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大人向け注意報
七 ゆきふりつもる 雪降り積もる
五 こんじきの 金色の
七 かべんたずさえ 花弁携え
五 あかいはな 赤い花
七 きよいくらいに 潔いくらいに
五 おちてゆく 落ちて逝く
七 さしいろいれる 差し色入れる
五 ゆきげしゅう 雪化粧
七 さいごいちりん 最後一輪
五 つみとれば 摘み取れば
七 あとにのこるは 後に残るは
五 ふかみどり 深緑
七 つばきあぶらで ツバキ油で
五 つやだした 艶出した
七 こくたんがみに 黒檀髪に
五 はなうたを 鼻歌を
七 まじらせながら 混じらせながら
五 きみにさす 君に刺す
七 さくらちりざま 桜散り様
五 すきなれど 好きなれど
七 どうせらっかを どうせ落下を
五 するならば するならば
七 つばきておって 椿手折って
五 みたくなる みたくなる
七 じめんころがる 地面転がる
五 つばきのみ 椿の身
七 だきかかえたら 抱きかかえたら
五 おちてゆく 落ちて行く
七 ゆうびさにじむ 優美さ滲む
五 あかいはな 赤い花
七 てもとのはなは 手元の華は
七 おとすことなく 落とす事なく
寒椿 摘むも落ちるも かわらぬと
手折る手前で おもいとどまる
ー解説ー
名前が「椿さん」
花のツバキ「赤い花」
ー訳1ー
雪が降り積もって落ちた黄金色の花弁を持つ赤い花。
落ちて行く様は潔く、綺麗なまま死に逝くよう。白い雪上に赤い花が差し色のように映える。
深緑の葉が残り、木から落ちていない最後の赤い花を摘み取り、鼻歌混じりで黒檀のような、ツバキ油で艶を増した椿さんの髪に刺す。
桜の散り際は美しく(そのまま見た方が)好きだが、どうせ綺麗なまま落ちる花は手折ってしまいたくなる。
(赤い花と同じ名前の)
地面に落ちた椿さんの身体を最後に抱き抱えたら、(髪に刺した)優美さを滲ませた赤い花が地面に落ちた。
(結局事前に摘み取っても、そのままでも赤い花は落ちる運命だった。それを見て考えを改め)思いとどまり、椿さんは慎重に運ばれて難を逃れる。
同じ名でも、違う道を辿る対極的存在。
ー訳2ー
なんとなく、
女性が化粧をして飾り立てる様子をイメージ。
最後に華やかな装いとなる。
・金糸の入った赤の衣装
・肌は白
・アイメイクは赤(差し色)
・チークは薄いピンクで桜色
・玉は深緑
・髪はツバキ油で艶増しの黒
→赤い花も付けちゃう
(現在工事中)
しばらくお待ちください。
〈季語〉
椿の実・油 秋
寒椿 冬 ※普通の椿は春
桜 春
メモ:レオン、椿
一応【訳】とかザックリ? 毎度つけていますが、どんな感じで作ったか忘れないために書いているだけなので、あくまでも作者側のイメージとお考えください。
受け取り手が「こんな風にも読める」とか、想像を膨らませても構いません(笑)。
実際の米の年末年始は胃腸炎でダウン(苦笑)。
今年もよろしくお願いします。
(・ω・)ノ ←大分元気ニナッタ!