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ごはんじゃない詩ジャンル作品  作者: とりあえず詩ジャンル(・ω・)?
4/9

花火が綺麗ですね ー長歌ー

 恋愛系


 




 五 ほしぼしと    星々と

 七 うかぶはなばな  浮かぶ花々

 五 かがやいて    輝いて

 七 さきみだれては  咲き乱れては


 五 よるのそら    夜の空

 七 きみのひとみを  君の瞳を

 五 のぞきこみ    覗き込み

 七 はんしゃしてるは 反射してるは


 五 はなのそら    華の空

 七 ゆうがおうかび  夕顔浮かび

 五 きえゆくは    消えゆくは

 七 もみじをまぜて  紅葉を混ぜて


 五 あかくそめ    紅く染め

 七 ほおべによりも  頬紅よりも

 五 あざやかに    鮮やかに

 七 なみだぐんでて  涙ぐんでて


 五 うつしそら    写し空

 七 さらにみだれて  更に乱れて

 五 みだされて    乱されて

 七 ごまかすように  誤魔化すように

 七 そらしとらわれ  逸らし囚われ



ー訳ー


 星空に打ち上げられた花火が輝き、咲き乱れる。


 夜の空から目を離して君の瞳を覗きこめば、花火が反射してキラキラと輝いていた。


 夕顔に似た花火が消えてお次は紅葉のような赤い花火も混ぜて。


 (私が君を見ている事に気がついたのか)お化粧をした顔が更に紅く色付き、涙ぐむ君。



 瞳に写った花火の夜空が涙で潤み、歪み、乱れ、私の心まで乱される。

 誤魔化すように「花火が綺麗ですね」と言ってコチラは視線を逸らしたが、君の瞳には私の姿がまだ囚われている事だろう。私の心共々。


 





長歌(ちょうか)(定型:5.7……7.7)

 5.7、5.7、5.7と3セット以上繰り返した後に最後7を足して終わらせる。

 なので、最後だけ「…5.7.7」となる。


反歌(はんか)(定型:5.7.5.7.7)

 長歌の後につける独立した短歌。長歌の内容を要約したものや補足など。

※大体は反歌もつきますが、なくてもOKなので今回は作りませんでした。



今さらですが、解説の内容などはWikipediaやコトバンクの「日本大百科全書ニッポニカ」を主に参考にしています。



(・ω・)今年は8月7日が立秋なので……過ぎると残暑の頃になる『初秋』に入ります。

これからの詩を気候に合わせるか、季語に合わせるか悩みどころですね(苦笑)。

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― 新着の感想 ―
[良い点] こんばんは!素敵な長歌ですね。 目の前に、花火大会の情景が、浮かんでくるようですね。 子どもの頃、両親に連れられて見に行った、佐久山や、宇都宮の道場宿河川敷の花火大会を思い出しました。…
[良い点] 美しい長歌ですね!言葉の一つひとつが素敵だと思います。
[良い点] 初長歌チャレンジ乙でーす♪ (・∀・)ノ 初々しさに此方も赤面して仕舞いまつぬ♪ (*´艸`*) あー、アツい!アツい! (´∀`) (笑) [一言] きちがひにくやむことなしよみ…
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