運命がなんだって?part3
やっとこの話でタイトルが変わります笑
壁に磔になった偽祭司が手足をピクピクと痙攣させている。
出来る限り原型を留めつつ、苦しむような方法を取ったんだがあれはあれでグロいな。
ならいっその事、情報を捨てて消し飛ばしてしまえば良かったかな。
今からでもいいか。
消し飛ばすために魔法を発動させようとすると術式が破壊される。
「何だ?術式の構成がなかった事に変えられている…?」
「貴様にはその選択をすることは許されない」
突然、周囲が暗くなり明かりが無くなる。
この独特の浮遊感は幼い頃に何度も感じたものだ。
これが出来るのは創造神かそれ以上の位階にいる存在でないとできない次元転移だ。
しかし、創造神はこの世界で自由にしていいと契約を交わしている。
ある意味この世界においては創造神と同等である。
同等とは言ってもあくまで自由の約束をしているだけなので何かを作り出すとか俗に言う神の奇跡なんてものは起こせない。
そこに関しては自力でどうぞって感じになっている。
ただ、今は俺のテンプレレーダーに反応があるぜ!
「貴様は決まった役目がある。それから外れるような真似はするでない」
「あんたこそ何だよ、俺は自由に生きる。それを邪魔するならあんたが誰だか分からないが全力で抗うぞ?」
「貴様にはその力を持つだけの位階に到達することは出来ない」
「やってみなきゃ分からないだろ?第一、次元転移使えるのがあんた達だけだと思ってんの?」
俺はそう言い放つと術式を組む。
破壊しようとする意志を感じるがこの術式はあらゆる妨害に対しての対策をしてある。
たとえそれが創造神以上の存在であっても干渉する事ができない。
「貴様、何をするつもりだ!?なぜワシが干渉できない魔法を行使できる!?」
「まだわかんないの?俺は現時点であんたの存在を超えてるんだよ」
実際、俺は創造神と契約しなくても好き勝手できる程に強くなっていた。
自由なスローライフを送るために神様にお願いして誰にも感知されない空間を作り出してもらい訓練をしていた。時の流れも凄まじく遅く空間自体も捻れているようにわざと作り出し、その中で俺は100年以上訓練していた。
つまり精神的にはすでに人間の寿命をはるかに超えている。
それこそ神様の領域にまで達していたのだ。
「そもそも、彼とあなたでは存在の異界が桁違いなんですよ」
「何だって我々が持てる全ての技術と知識を彼には伝えていますからね」
創造神やこの世界で生まれた神様たち全ての存在をまとめ上げて出来たのが俺だと言っても過言ではない。
彼は自分の願いのためにそれだけの力を手に入れた。
平和のために誰にも負けない力を手に入れた。
矛盾しているがそれが世界の在り方なのかもしれない。
「さぁ、どこかの誰かさんよ?運命が何だって?」
このタイトルは長かったなぁ…
ひとまず、締め括れて良かったです。
まだ一章も終わってないですけど…笑




