夢の君に恋をする
今私が書いている、連載中の小説の元ネタみたいなものです。
気になった方はそちらも読んでいただけると嬉しいです。
夢の中でしか会えない彼女
夢が終わる時、彼女の存在も消える
その日、夢を見た
それは高校生活を送っている夢だった
知らない教室、知らない同級生、
知らない隣席の女の子
なのに、いつものように僕は
隣席の女の子に声をかけた
僕は、夢の中の少女に恋をした
夢だと気づかずにどんどん彼女に惹かれていく
こんなにも人に惹かれたのは久しぶりだった
でも、夢から覚めた時
彼女はいない、どこにも
もう彼女に会えないのかと思うと
目から涙がこぼれた
夢から覚めたくなかった
ずっと、夢の中にいたかった
ほんの数分前に夢で出会って
恋をした彼女なのに
もう彼女の顔も思い出せない
夢って、見ているときは現実離れしていても気づかないし
夢から覚めた後って、凄く印象的だったはずなのに思い出せないことありませんか?
夢って不思議ですよね