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上から読んでも下から読んでも

歴史若道書きシリーズ第2弾の登場でございます。

歴女歴ン十年である。物心ついた頃には水戸のご老公だの大河ドラマだのが親友だった。いまだに『琉球の風』の主題歌を歌えるし、『独眼竜政宗』や『武田信玄』のメインテーマで爽やかに目覚めることもしばしばだ。大相撲も大好きである。目下、ご贔屓は豊真将。幼少のみぎりにはウルフ千代の富士。しかし年齢がばれるねえ。歌舞伎、能楽、着物、城、まあともかく和狂いである。

本格的に日本史にのめり込んだのは中学時代の司馬遼太郎『新選組血風録』から。まあお約束通りのベタなコースだ。しかし、それからがいけなかった。新選組にそこそこ精通してくると会津にのめり込み、会津に縁の深い信州高遠に飛び、その頃から江戸、戦国を中心に、平安、鎌倉、時には縄文弥生などにも首を突っ込んでみるようになった。そういや飛鳥奈良には興味持たなかったのはなぜだろう。

まあ何せ私は平安時代から日本で生きているのだ。とは、よく使う冗談。これでも幼少期は皇太子さまや清子さまと似ているとしばしば言われたものなのだ。今ではもう目付きも雰囲気もきつくなってしまって、見る影もないが。

歴女。ごく最近できた言葉だが、無論それまで歴史好きの女性が存在しなかった訳ではない。言葉ができると概念が生まれる、というやつだ。しかしどうやらこの単語、私の苦手とする某ゲームの愛好家を指す場合が多いらしいと知って、それのファンではないのだ、といちいち断りを入れねばいられなくなった。でも実に便利な言葉なので当分は使わせてもらう。歴女歴、というと浅草海苔みたいなことになってしまうが。

日本史の何がそんなにいいのか。もっと言えばどうしてそんなに武士に惹かれるのか。だって好きなんだもーん、では説明にならんので、一応理屈をこねくり回してみる。ま、実態は好きなんだもーん、が一番正確なのだろうが。

武士というのは常に死を覚悟している。江戸の平穏期においても何か不祥事を起こせば切腹が待っている。言わば、死が身近にあって、死とは何ぞや、ひいては生きるとは何ぞやとひしひし感じていた訳である。だから恐ろしく生き生きしているし、それぞれが思想を持ってその理想に生きていた。無論それをそのまま実行できた訳ではないし、汚く生きなければ命が危うい事もままある。しかし戦国期においては陣形の配置や戦略に工夫をこらし、江戸期においては身分差という不条理に耐えながらもこれで良いのかと悩む……何だ、結局主従関係やら戦友やらに魅了されていただけか。でも、現代より人間が生き生きしていた気はするなあ。

という感じで、これから下らなくも興味深い……のは書いている本人だけかもしれないが、日本史および小説論についてちまちまと書いていこうと思う。すみからすみまで、アずずずいっと――止めんかい……。どうかお付き合いの程、宜しくお願い申し上げ奉りまする。

    (2011年1月10日)


これまた次回未定。気紛れなのである。

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