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箱の中


黒のNinja650。壁と並行に立っている。

一人自立して、オブジェ、(サイン)のようにそこにある。

『いいね』と言葉には出さないが、確認して中へと入っていった。

入場料とでも言うべき二千円を払いカウンターの一席へ、ヘルメットを置いた。

「ジントニック。」と男は言う。

その対価としてここに居る事を一席と一杯の飲み物を得た。

カウンターの中から『来てるぞ、』と目配せが飛ぶ。

座席を変えて男が座って来た。

「遅かったな。」

男のグラスはジントニックは二口ほど流し込まれていた。

席を移した男のグラスは氷に僅かばかりの液体を埋めていた。

間にヘルメットを挟んで並んでいる。


「うっ、」「あ、あぁ、」

二人は形ばかりスクリーンの向こうで絡み合っている。

漏れ聞こえる、喘ぎと会話がこの空間を作っていた。


‖バー:プレイボックス‖


「ヤリ部屋だな、」

「バーだよ。」

「俺はお前とやりに来たんだがなぁ。」

「俺もだ。」

カウンターの下でお互いの手が交差している、

「来なけりゃ、他と、」「やってたんだろ、」

膨らんでいる、確かめて、堅くして行く。

一人が立ち上がった。

「預かるよ。」カウンターの中から声くる。

男は纏っていた服を脱いでいく。

男も椅子から立ち上がる。

男の胸にピアスが光っている。

男の股間でも光っている。重たそうにデカ魔羅に光っていた。

男は派手なビキニをカウンターの中に最後に渡していた。

カウンターの前で顔だけを黒ずくめの男と全てを晒している男が貪りはじめた。

顔だけを晒す男が全裸の男の顔を貪り喰っている。

男の手が全裸の男の背中へ尻に回り込み引き付けている。

男の股間にがつんとピアスと魔羅がぶつかっていた。

「んぐぅ、」「ぅんがぁ。」

ニヤニヤと真顔との視線が伸びている、

男は顔を離すと頭を押し下げていく。

股間の前まで。

男はベルトに手を伸ばした。

ファスナーを下ろした。

変色を伴った膨らみ、鼻を押し付けて。



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