さらに世界の歴史について語ろう
さらにある時代に、1人の少年と1人の女科学者がいた
その少年は、戦争における敵軍の攻撃で家族を失い
自身もいつ死んでもおかしくない状況に陥っていた
そんな中、最強の生物兵器を開発している科学者の噂を聞いた少年は自ら実験台となることを志願する
生物兵器の開発が上手くいってなかった女科学者は特に期待もせず実験を開始した
しかし女科学者は気づいていなかった
この実験において必要だったのは強靭な肉体ではなく、強靭な精神力であったことを
こうして生きたいという純粋で強い願望によって最強の生物兵器となった少年は敵を悉く撃退し、戦争を終わらせた英雄となった
そして死ぬまで国の平和を守り続けた
女科学者は自らの実験欲を満たしつつも、その少年に対して戦争中に失った我が子と同じくらいの愛情を持つようになり最期までその少年を支えたという
またとある時代に1人の青年がいた
その青年がいた時代では魔王と呼ばれる存在が世界を支配しようとしていた
そんな中、勇者として才能溢れる幼馴染の女性が選ばれた
青年は1人の女性に世界の全責任を負わせることがどうしても許せず、彼女を止めようと説得した
だが周りの反応は厳しく
才能乏しい青年に無責任なことを言うなと罵声を浴びせた
そして幼馴染も心配しなくて良いと諭した
だが青年は見逃さなかった
彼女の手と身体が震えていたことに
そして青年は聖霊族と呼ばれる人々に懇願し人ならざる力を身につけて、命を賭して魔王を打ち滅ぼした
勇者が魔王城に到着する前に
欲ある者がその事実を隠蔽し、勇者の手柄にしようと画策したが、堅き友情で結ばれた聖霊族の暴露によって真実が公にされた
こうして青年は真なる勇者として後世まで語り継がれることになった
そして幼馴染はその青年に恋愛感情を抱いていたわけではなかったが、生涯結婚することはなかったそうだ
そしてとある時代に1人の男がいた
その男は復活を目論む魔王によって
魔王の力である魔王の瞳を強制的に与えられた
その時代では魔王の力を持つ者は迫害されていた
そんな中、男は迫害の原因となる魔王を滅ぼすために自らの正体を隠しつつ他の魔王の力を持つ者達を集結させた
魔王にその力を奪われる者が居たが、最終的に魔王の瞳と魔王の翼と魔王の頭脳の力を持っていた男達によって魔王は滅ぶこととなった
男はその代償として魔王の瞳と共に光を失うことになったが、旅の途中で知り合った精霊によって目の光を取り戻した
さらに魔王などとの戦いによってその男の瞳はスキル無しでも超人レベルにまで成長していた
こうして男は迫害が無くなった世界で自らの生涯の目的である「精霊の泉」というダンジョンの踏破を成し遂げ、世界最強の冒険者として歴史に名を残すこととなった




