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人外の狂涛  作者: 江華
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警官

警官について行くと1つの扉をくぐった。中には3名ほど人が居り、私の人外の引き取りに来たと行った。

何故、人間の世界で人外の引き取り口があるのか気になったが、一言でも喋れば怒られそうなのでやめた。

ことは私が突っ立っているだけで進んでいき、あくびひとつ噛み締めているうちに車に乗せられた。

車体も車内も白く、窓が無いが強いて言えばバックドアガラスからだけ外を見ることができた。手錠がずっとしてあったのはまたすぐこうやって移動するからなんだろう。

これからどんなところに連れていかれるんだろうか。自分の背後の景色を見てもちっとも分からないが、どっちにしろエオローは行く先にきっといる。あとはここから抜け出して家に帰るだけだ。

車に揺られて、おしりが痛くてしょうがなくなってきた頃、車が止まった。扉が開き。


「出ろ」


降りると目の前にはある建物が広がっていた。なんの建物だろうか。私がここに来るあたり人外関係であるようには見えるが。


「進め」


また警官と警官の間に挟まれて中へと入る。

中にはそこそこ人がおり、傍にいた警官1人が「報告してくる」と、一緒にいた警官に言いながら離れて行った。私の方は人の間を潜りながらエレベーターの中へ入り、警官は地下へ行くボタンを押した。

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