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僕が要らないこの世界で

作者: 鴇色

はじめての投稿なので変な文があるかもしれませんがよろしくお願いします

僕、52番がこの世界に入って一ヶ月。この一ヶ月間何も食べていない。

唯一の飲み物は雨水と言えるだろう。

どしゃぶりの雨が降っていようと大雪が降っていようと

沢山の人や車が通っているのに関わらず

誰も見ないし声もかけない。

時々、目が合う人もいるが何か汚いものを見るかのようにして、早足で何処かへと消えていく。

僕たちは存在事体誰からも必要とされていないのだ。

こんな世界でも友達が出来た。48番君だ。

そういえば僕より前からこの嫌な世界にいるらしいが、48番君はこんな世界嫌じゃないのだろうか。

丁度 48番君が起きたので聞いて見るとする。


「48番はこんな世界嫌じゃないのか?僕はとても嫌だけど・・・」


「嫌だな・・・でも」


やっぱり48番もだったか!・・・でも?







「俺達死んでるからどうにも出来ないだろ?」







キキィィィィィィィィィィィィィッッッ

ドゴッッッ


「キャャャャャャャァァァァァァッッッ・・・えっ・・・ 私・・・死んだの・・・!?」


「お、新入りが来たな~しかも即死かぁー」


そう、ここは人も車も沢山通って沢山の交通事故が多発する場所。


「「こんにちは61番目の地縛霊さん。今日から貴方は61番です。地縛霊の世界へようこそ!あ、あともうひとつ」」



「「今の事故は貴方、61番さんの信号無視でおこった事なので

絶対に車の運転手さんを恨んで悪霊にならないよう気をつけて下さいね。私達も気をつけていることですから。」」


読んで下さりありがとうございました。

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― 新着の感想 ―
[良い点] ツィッターからやって来ました。 好きなタイプのお話です。 オチと、最後のセリフが良かったです。 面白かったですよ~。(^^)
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