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怪物は一日にして成らず  作者: ランナー
後書き
324/324

おわりに

 みなさん、こんにちは。ランナーです。

 このたびは「怪物は一日にして成らず」をご愛読していただき、ありがとうございました。

 多くのブックマークの登録をしてくださった方、評価をしてくださった方、感想を書いてくださった方、改めてありがとうございました。

 皆さまのそういった応援のおかげで、なんとかこうして完結に持っていく事ができ重ねるようになりますが、ありがとうございました。


 この作品は2010年頃、別の小説掲示板で投稿していた作品を加筆修正や一部設定変更などして改めて投稿したものとなっております。

 なので現実とは異なっていたり所が何件かあります。

 なろう小説といえば異世界転生物ばかりのイメージだったので、野球小説なんて投稿していいものなのかと不安になりつつ投稿しましたが、多くの方が見てくださって本当に感謝の気持ちでいっぱいです。


 この作品はテーマとか命題みたいなものはなくて、学生時代に自分の理想をおしこめた最強の主人公を中心に描く高校野球小説になります。

 書き始めた当初は、当時やっていた恋愛ゲームを基に、あだち充さんの漫画「H2」のように恋愛と野球が入り混じる感じるような青春小説のつもりで書いており、野球要素は少なめに恋愛要素多めの作品にするつもりでした。

 しかし途中から野球描写を書く事に熱中し中盤終盤は野球ばかりになってしまいました。


 「怪物は一日にして成らず」は個人的に思い入れが深い作品になります。

 というのも学生時代、まだ物書きとして熱意があった頃、多くの作品の下書きを書きましたが無事完結したのはこの作品だけだからです。

 しかし当時投稿していた小説掲示板は消えてしまい、残念に思っていた頃、当時の下書きが見つかった為、こうしてなろうのほうで投稿させていただきました。

 ただいざ下書きを見てみると、学生時代故の文章やキャラクター設定の稚拙さが浮き彫りになっていて、佐倉英雄を始めとした主要キャラクター像もブレブレだったので、加筆修正するにあたり、大きく設定変更していきました。


 佐倉英雄は元々ただただ軽い感じの男でしたが、飄々としているが野球に対する情熱は熱く求道者のような印象を垣間見せるようにしました。

 野上哲也は幼少期から天才佐倉英雄のそばにいた事で、彼に憧れ彼のようになろうともがき苦しむ凡人に。

 嘉村恭平は元々下ネタを吐き散らすだけの人物像でしたが、芯の所はしっかりとしていて下ネタを発するが根っこの人間性はしっかりしている印象に。

 などなど、色々とキャラクターの性格なんかも正しつつ、そこから生まれる新しいストーリーを描いていきました。


 また文章についてもとにかく加筆修正するところが多く、改めて当時の自分の文章力の無さと自身の文章力の成長を実感しました。特に野球の描写も多く加筆修正しました。もちろん今の文章力が誇れるものではありませんが……。

 特に当時の下ネタが酷い事この上ない。当時の若気の至りやノリで書かれていて、何度枕に顔をうずめようかと思った事か。

 特に嘉村恭平の下ネタは今以上に酷い物だったので、我ながら最低なものを書いていたなと苦笑いをしています。


 そういったところを現在の出来うる限りの文章力でなんとか形にしました。

 特にピッチャー佐倉英雄とスラッガー達の大事な一戦は念入りに書かせてもらいました。

 少しでもピッチャーとバッターの息詰まる勝負、球場の熱気、興奮、感動などなどの雰囲気を味わってくれていたら幸いです。


 また鵡川梓と佐倉英雄の恋愛の結末は当初プロ野球編も考えていたので最終的には別れる形でした。

 しかし、やはり二人には幸せになってもらいたいと思い、今回新たに修正してハッピーエンドに終わらせました。


 途中、長い空白期間を何度か置いてしまい申し訳なかったです。

 リアルのほうの事情の方が忙しく、投稿に時間がかかってしまってました。特に終盤のほうは少ない時間の中で慌ただしく書いていたので、誤字脱字、文章がおかしいなどが多数あったかと思います。これについてはまたいつか修正していけたらと思います。



 新しい作品を書くかは未定です。

 ここ最近は物書きとしての熱も落ち着き、これといって作品は書いていなかったのですが、今回この作品を加筆修正し書き上げた事で、当時の熱を少しばかりでも取り戻しましたし、また何かを書けたらと思っています。

 他にも当時別の小説掲示板に投稿していた作品もあるし、下書きのまま放置している野球小説はあるので、それらをしっかりと形にして改めて投稿してもいいし、あえてなろうらしく異世界ファンタジー物にでも挑戦してみるというのも面白いかもしれませんね。

 とりあえずはこの作品を完結させたかったので、完結にこぎつけ、このあとがきを書く事が出来て良かったという気持ちでいっぱいです。


 一応、これで佐倉英雄の物語は終わりとなります。

 ですのでプロでの日々、メジャーでの活躍は皆さんの御想像にお任せするという形で今回のあとがきは終わりにしようかと思います。


 改めて今まで「怪物は一日にして成らず」を読んでくださった皆様。本当にありがとうございました。

 それではまた会う日まで!


 2019年2月16日 ランナー

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