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新世界の構築(最終章)
「聞こう、天魔王が竜族に恐れを抱いたのか?」
「天魔王様がそこに恐れを抱いたのは確かだ。竜族は危ないと・・な。その中で、我の気配を消す能力だけは、どの竜王よりも優れているのを初めて知ったその時、これを武器に、竜神殿に側近として近づいた。竜神殿には竜鏡と言う究極の秘具がある事も知る。それをずっと探って来たが、有る時、盗み出す事に成功した。が・・その封印が解けず使用する事は無理であった。しかし、探る中でその仕組みは、天書によってかなりの部分が分かって来た。過去一度、その竜鏡を竜神は使った事があるからだ」




