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新世界の構築(最終章)
四竜も、櫂鴛棒の助力を得た今も全力を出していて、そこで一歩も下がる事が無かった。座禅を組んでいる姿が見える。不動の四軸がしっかり立っている事を清治も確認した。それが、神竜と言う芯が染まっていない事を意味し、天竜波がきちんと防御膜を形成し、神竜の能力を一時移譲されているので、膜の強度が増しているのであろう、そこも理解出来る。それでもなお、とんでもなく超巨大なオーラが、噴出するがの如き化け物姿の神竜からは漂っている。一体、どれほどの怪物、化け物達をここまで神砕いて来たのだろうか、神竜は。天上界にとって、彼女がエリア周囲に居たお陰で、獨爛クラス、それ以上の化け物の掃除も出来ていたのかも知れないなと、清治が改めて思った。




