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新世界の構築(最終章)
竜神が、ぽつっと言う。
「だと・・すると、唯一天神天竜にさえ気付かれぬ接触をしたのが、やはり黒竜と言う存在であり、そう言う全ての諸悪根源たる行為の帰結になる。神竜、お前は興竜を神砕き、彼からその存念は外したのだろう?そして、黒竜の存念を自身の中に吸い取っているのに関わらず、そう言う事は、感じ無かったのか?」
神竜はしかし、竜神に顔を向けて平然としながら言った。
「あ・・そこまで黒竜と言う存在は、私の中では大きくありませんでした」
竜神が、ぽつっと言う。
「だと・・すると、唯一天神天竜にさえ気付かれぬ接触をしたのが、やはり黒竜と言う存在であり、そう言う全ての諸悪根源たる行為の帰結になる。神竜、お前は興竜を神砕き、彼からその存念は外したのだろう?そして、黒竜の存念を自身の中に吸い取っているのに関わらず、そう言う事は、感じ無かったのか?」
神竜はしかし、竜神に顔を向けて平然としながら言った。
「あ・・そこまで黒竜と言う存在は、私の中では大きくありませんでした」
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