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新世界の構築(最終章)
それが、カイザー、シアンと言う天才少年達だ。仮に架空の天才博士達だったとしても、その根を清治は残したのだ・・否・・彼らを残してくれたのは、前天王では無かったのか?共に地上界を経験した者として、矛盾の中で、時には闘いを繰り広げて来た相手であった。互いにその中で、再び天上界に戻って来ると言う離れ業をさえ身につけて・・。
そして、地上界に天上界と同じような仕組み、つまり神のような位置を構築してくれたのだった。清治に託す為にだ・・我が娘をその天王の妻、聖母に育てる為にだ。




